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オーストラリア

オーストラリア・シドニーの交通機関とは? Opalカード(オパールカード)を駆使してのワーホリ生活を最高に便利にしよう!

2019年8月5日

こんにちは。2018年の4月から1年間シドニーでワーホリをしていました、サウスピークワーホリライターのShoriです。

オーストラリア最大の都市はシドニーです。

オーストラリアのビジネスや観光の拠点であり、人の出入りが盛んな街となっています。シドニーの交通機関は非常に発達しており、さまざまな場所に簡単にアクセスすることができます。

シドニーで利用できる公共交通期間は、電車、バス、トラム、フェリーの4種類あります。
僕は1年間生活する中で、これらの交通機関を利用し日本よりも便利だと感じました。

仕事に行くにも観光地を巡るにも、交通機関の利用はかかせません。事前にシドニーの交通情報を把握しておけばワーホリをより充実させることができます。この記事を読んで、シドニーにはどのような交通機関があるのか、お得に利用するためには何をするのかを事前に知っておきましょう!

シドニーで利用できる交通機関4種類

シドニーで利用できる公共交通機関は、全部で4種類(電車、バス、フェリー、ライトレール)あります。

全ての乗り物がおよそ15分から20分ごとの間隔で運行しています。

しかし、時間通りに来ないこともよくあるので注意が必要です。特にバスは時刻表通りに来ないことがしばしばあります。具体的には「時刻表に記載されている時刻の10分前後」にバスがくると思っていた方がいいです。

しかし、GoogleMapやTripViewというアプリを使用すれば乗車したいバスの現在地を把握することができます。

遅延がよく起きるシドニーでは必須のアプリなので、交通機関を利用する際は事前に入れておきましょう。

それでは、ここからは4つの公共交通機関について紹介していきます。

シドニーの交通機関1.電車

観光地に足を運ぶときや仕事で移動する際など、電車はシドニーで1番使いやすい交通機関です。

なぜならシステムも日本の電車とそこまで大差がなく、路線図もかなりシンプルで見やすいからです。また、午前4時から深夜の1時まで運行しているため、夜が遅いときでも利用することができます。

電車の乗車方法

乗り方はいたってシンプルです。駅の改札口でOpalカード(日本でいうSuicaのようなICカード)を機械にタップし、目的地行きの電車のプラットホームへ行って乗車します。

シドニーでは非常にキャッシュレスが進んでいるため、切符がありません。ですから交通機関を使う際は必ずOpalカードが必要です。このカードの入手方法などについては後ほど詳しく説明します。

電車の料金

距離大人賃金(オフラッシュ時)
0 ~10 km$3.54($2.47 off-peak)
10 ~ 20km$4.40($3.08 off-peak)
20 ~ 35km$6.76($4.73 off-peak)
35 ~ 65km$6.76($4.73 off-peak)
65 + km$8.69($6.08 off-peak)

引用サイト:Sydney transport info

各項目の左側に書かれている値段は、ラッシュ時のものです。ラッシュ時とは月曜から金曜日の午前7時〜9時、午後4時〜6時半の時間帯をさします。

右側のoff-peak時の料金は、その時間帯以外の料金です。週末や祝日も、off-peak時の料金が1日中適用されます。

シドニー市内を移動する際は、基本的に0~10km分の運賃がかかります。日本と比較すると若干高い気もしますが、シドニーの交通機関は乗った分だけ安くなるシステムがありますから、上手に利用すれば通常よりもお得に乗車することが可能です。

割引運賃で交通機関を利用する方法についても、詳しくは後ほど説明します。

シドニーの交通機関2.バス

バスは目的地のより近くに行くときに便利です。具体的には「駅から目的地が2km以上離れているとき」は、電車よりバスのほうが利用しやすいでしょう。

僕は現地でラグビーをプレーしていたので週末は毎週さまざまな場所で試合があり、中には電車では到着できない場所もありました。そのような時はバスを利用して試合会場に足を運んでいました。バスであれば基本的に1本でどの地域にも行くことができるので、時間に余裕があり、ゆったりと目的地まで行きたい場合の使い勝手がよかったです。

※僕がシドニーでラグビーをしていたときの話は、ワーホリ中にスポーツ!オーストラリアでラグビーをした私が語る、現地の人とスポーツをする方法と必要な英語フレーズをご覧ください。

そのほか、シドニーの観光地の1つであるパームビーチも、電車よりバスでのアクセスがよいです。

パームビーチのインスタ映えスポットにて

バスの乗車方法

シドニーにあるバス停。およそ300mおきにあります。

まずバス停で乗りたいバスが来るのを待ちます。

そして、バスが見えたら必ず手を挙げましょう。

ここが要注意ポイントです。シドニーでは、手を挙げ忘れるとバス停に人がいても停車してくれません。

バスが停車したら、乗車してすぐにOpalカードを読み取り機械にタップしましょう。そして、降りる前も再びタップします。

シドニーのバスは「全てのバス停停車」と「快速」で車体の色が分かれています。青は各バス停へ停車し、赤は快速です。バスに乗るときは、車体の色を確認しましょう。

バスの料金

料金大人料金
0 – 3 km$2.20
3 – 8 km$3.66
8+ km$4.71

引用サイト:Sydney transport info                   

8kmをすぎるとその後の料金は一定となります。ですから、うまく利用すれば電車よりも料金を抑えて目的地にアクセスすることができるかもしれません。

ちなみにバス乗車時も普通は、現金では乗ることができないので注意してください。オーストラリアはさすがキャッシュレス社会です。

例外として、忙しくない時間に限り、親切な運転手さんが現金での支払いを認めてくれることがあります。

シドニーのバスを利用する際の注意点

先ほど手を挙げないと乗りたいバスが停車しないという注意点をあげましたが、実はもう1つシドニーのバスを利用する上で押さえておきたいポイントがあります。

それは目的地で降車する方法です。

日本であれば、電光掲示板の表示や運転手のアナウンスで次のバス停を事前に知ることができます。しかし、シドニーではそれがありません。

バスを降りるには、自分で目的地のバス停がどこかを確認して、降車ボタンを押すしかないのです。

僕は常にGoogle Mapを見ながらバスを利用していました。

Google Mapにはバス停の場所が全て記載されています。たとえそこが知らない場所であっても、簡単に目的地までの行き方確認することができます。また目的地までのルートも設定できるので、シドニーのバスを利用する際はとても便利です。

【Google Map】

※遠くに移動する場合にGoogleMapを使うと、スマートフォンの電池を消耗したり、通信量をたくさん使ったりします。充電や通信量制限はあらかじめチェックしておきましょう。

レイトナイトサービス

これは夜間専用で走るバスのことです。終電が出てしまった後の電車の駅間を走ります。

正確には、駅のみならず駅の間に位置するバス停にも停車してくれるので便利です。夜遅くなるパーティの帰りなどに非常に役立ちます。

※そのほか、以前は無料バス555と呼ばれるサービスもありましたが、路面電車開通準備に伴い2015年の10月から運行中止です。

シドニーの交通機関3.フェリー

シドニーは海に面しているのでフェリーで移動することも可能です。特に、シティー中心部の港から船に揺られながら観光地のビーチに行くのはおすすめです。

フェリーの乗車方法

電車と基本的に同じです。

目的地行きの船が出発する乗り場に行き、船を待ちます。そして船に乗る前と降りるとき、機械にOpalカードをタップします。

フェリーの料金

距離
0~9km$6.01
9+ km$7.51
Newcastle Stockton Ferry$2.20

引用サイト:Sydney transport info                   

フェリーは電車やバスと比較して少し運賃が高いですが、海の上からの景色を楽しめるというメリットがあります。

シドニーの交通機関4.ライトレール(路面電車)

シドニーの街を走っている路面電車は、ライトレールと呼ばれています。ライトレールの特徴は、低騒音、低床式の路面電車であること、燃料を使用せず電気を使って走るということです。

これも他の交通機関同様、Opalカードさえ持っていれば利用することが可能です。

ライトレールの料金

距離料金
0~3km$2.20
3~8km$3.66

引用サイト:Sydney transport info

シティー周辺であれば、基本的に$2.20で移動することができます。バスや電車と比べてスピードは遅いものの、安く利用することが可能です。

ライトレールの路線

引用サイト:Sydney transport info

前節で書いたとおり、ライトレールでアクセス可能な場所はシティ周辺に限られています。

しかし現在は路線を拡大するために改装しており、2019年中には全ての工事が終了するそうです。いずれはシドニーの各地域でライトレールが走り、その価格の安さと環境への優しさにより主要の交通手段になると思います。

ライトレールで行くことのできる主な場所は以下の通りです。

  • Central station(セントラルステーション)
  • Hey Markets(ヘイマーケット)
  • Darling Harbour(ダーリングハーバー)
  • Fish Market(フィッシュマーケット)

シドニーの交通機関を利用するにはOpalカードが便利

シドニーでは交通費の価格が日本と比較して高く設定されています。しかし、Opalカードを利用することでその価格安くを抑えることができます。

なぜなら、Opalカードには運賃割引などのさまざまな特典が設けられているからです。また、シドニーではICカードがなければ交通機関を利用できない場合が多いです。

そこで、そんな便利なOpalカードの入手方法やその特典について説明します。

Opalカードの入手方法

Opalカードは、空港や駅構内でだけでなくシティーのコンビニなど(セブンイレブンやEzy Mart)でも買うことができます。

買い方はとてもシンプルです。お店で店員さんに「Opalカードください」と言えばすぐに購入することができます。

また、この時いくらチャージするかを尋ねられると思います。自分の希望の料金を伝えましょう。目的地にもよりますが、1週間程度使うと考えると$20あれば十分です。

Opalカードのチャージ方法

引用サイト:Sydney transport info

Opalカードにチャージするためには、以下の3つの方法があります。

  • 駅の機械を使う
  • コンビニやスーパーマーケットで店員さんに頼む
  • Opal travelというアプリを使用する

僕は中でもOpal travelというアプリでチャージする方法をおすすめします。なぜならアプリとカードを連動しておけば、チャージだけではなく現在の残高や交通情報をいつでも確認できるからです。

Opalカード購入後に下記からアプリをインストールして、カード裏面に書かれている番号と4桁のPIN番号をアプリ内に入力しましょう!

Opal travel

Google Play
Apple Store

とっても便利! Opalカードのお得な割引情報

Opalカードを持っていると以下の割引を受けることができます。

  • 日曜割引
  • 時間帯割引
  • 回数割引
  • 上限金額割引

1つひとつ説明していきます。

日曜割引

なんと日曜日はどれだけ交通機関を利用しても一律$2.7だけで移動することができます。もちろんOpalカードで使用できる乗り物は全て適応です。フェリーやライトレールで往復使用したとしても、1日$2.7で移動が可能です。

例えば、観光地で有名なブルーマウンテンに行くためには通常往復$15以上かかります。しかし日曜日であればたった$2.7で行くことができるのです。

時間帯割引

シドニーでは、通勤ラッシュ以外の時間帯であれば、通常価格から30%オフの料金で交通機関を利用することができます。

「午前7時〜9時」と「午後4時から6時半」の2つがラッシュの時間として指定されています。この時間をうまく避けて賢く移動しましょう!

回数割引

月曜日〜日曜日までの1週間の内に8回Opalカードを使うと、9回目以降の料金が半額になります。

毎日のように交通機関を使う人にとっては嬉しい割引です。

上限金額割引

月曜日〜日曜日までの1週間の内に$63.2以上使えば、それ以降の交通費は無料になります。しかし、よほど頻繁に交通機関を利用しない限りこの金額には到達しません。

シドニーの交通機関は、Opalカードを効率良く利用しましょう

引用サイト:Sydney transport info

シドニーで利用できる交通機関は、電車、バス、フェリー、ライトレール(路面電車)の4種類です。

  • 電車:路線がシンプルで利用しやすい
  • バス:電車が通っていないエリアに行くときに便利。時間に遅れることあり。
  • フェリー:他と比べて料金は高めだが、眺めがよい
  • ライトレール(路面電車):シティー周辺の移動を安く済ませたいときに使い勝手がよい

これらの乗り物を便利に使うには、Opalカードは生活に切っても切り離せない存在だと考えます。

ただでさえ物価が高い街ですから、時間やお金を節約できるとかなり助かります。たった1枚のカードでここまでの特典を受けられるのはなかなかありません。

シドニーでワーホリをするなら、Opalカードを手に入れて公共交通機関を乗りつくしましょう。

※交通機関の料金は、2019年8月現在のものです。

【執筆者】

Shoriです。2018年4月からの1年間、シドニーでワーホリ中にラグビーの仕事をしていました。現在はRWC2019の集客をする傍ら、絵×英語を使って個人で勝手にラグビーを広める活動もしています。皆が笑って楽しめるコンテンツを提供し続けるのが夢です。

ブログ:Barefoot Twitter:Barefoot_shori

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