失敗しないワーホリをするために1番大切なことは目的を定めておくことです。
ワーホリの目的がハッキリしている人は、達成するために何をすべきか逆算して努力することができます。
そうすることでワーホリの終わりには「私は○○を頑張った」と言える生活ができていることでしょう。
一方で目的なしにワーホリを開始したり、「海外生活の経験をしたいから」とあやふやな目的しかない場合、ワーホリの終わりに「こんなはずじゃなかった」と後悔することが多いです。
一生に一度のワーホリ生活を後悔しないためにもワーホリ出発前に必ず目的を決めておきましょう。
では皆どのような目的でワーホリに行かれるのでしょうか?
本記事ではサウスピーク卒業生から聞いたワーホリの目的を5つご紹介します。
ワーホリの目的は人それぞれ違います。
1人1つとも限りません。
自身はなぜワーホリに行きたいのかしっかり考え、目的を設定していきましょう。
ワーホリに行く目的を持つ理由
ワーホリで目的が必要な理由は、海外での限られた時間を有意義に過ごし最大の成果を得るためです。
ワーホリ期間は1年、長い場合は2年と長丁場です。目的があいまいだと期間の途中で「なぜ自分は海外にいるのか」と、気持ちが揺らいでしまうことがあります。そうなると、貴重な海外生活をなんとなく過ごしてしまい、あっという間に帰国する日が来てしまったという状況になりかねません。
そこでワーホリする多くの人が持つ目的をよくある5つに絞り、それを実現するためには何をすればいいのか具体策をお伝えします。
ワーホリでよくある目的は、次の5つです。
- 英語力を身につける
- 海外で仕事経験をする
- お金を稼ぐ
- 長期で旅をする
- 新しい環境に身を置き、自分の生き方を見つめ直す
まだ何をしたいか決めきれてない方は、記事の中で紹介してある体験談を読んで、ワーホリ達成したい目的についてイメージしてみてください。
ワーホリ目的①:英語力を身につける
ワーホリをする目的としてほとんどの人が重要視しているのが「英語力の向上」です。
ワーホリで英語力を上げた人は、以下のことができるようになります。
- ワーホリ期間の最後でハイレベルな英語力必須の学校(現地のカレッジなど)へ通い、英語で専門分野の勉強をする
- ワーホリ中にTOEICのスコアを取得し、帰国後の就活・転職活動の準備を行う
- 帰国後はワーホリ中に身につけた英語力をアピールし、希望の就職先から内定をもらう
そのほか身近なこととしては、外国人の友達を作って国際交流をする、洋画を字幕なしで見る、英語で新聞を読むなどが挙げられます。
ワーホリ目的①の達成方法:英語環境に身を置く
ワーホリ中の目的「英語力を身につける」を達成するためには、できるだけ英語に触れる環境で生活するのがよいでしょう。正直なところ、日本にいても優良な参考書やオンライン英会話教室などを活用すれば英語を学ぶことはできないわけではありません。しかし、ワーホリを通して「海外生活」が容易にできる環境にいるならぜひそれを最大限に活用しましょう。
ワーホリ中に英語環境に身を置くためには、具体的にはこのような方法があります。ぜひ、できそうなものからチャレンジしてみてください。
- 現地の学校に通う
- 外国人がいるシェアハウスに住む
- 英語環境で働く
- 教会や図書館などの無料英会話教室に通う
- 現地のバーや英語を話すコミュニティーに足を運ぶ
ワーホリの目的を達成したタカユキさんの体験談
ワーホリの目的の1つに英語力を上げるとあったタカユキさんは、カナダのワーホリ後半にCollegeという実践スキルを身につけられる学校に通いました。
タカユキさんはCollegeのことをこう語ります。
―――collegeではどのような授業を受けていましたか。
15人くらいで宗教や歴史などのトピックに対し討論する授業でした。クラスメイトは日本人や韓国人などのアジア人、南米人を中心に6ヶ国前後の国籍の人が集まっており、英語ができないと入れないクラスでした。
成績評価は小テストや週1回のプレゼンテーション、出席率で決まりました。プレゼンテーションでは、憲法9条に関する戦争と平和の話やヒトと動物の違いなど、日本語で語るのも難しいような内容も含まれていました。卒業時には、Diplomaをいただきました。
※Diploma:専門学校や大学などの機関で専門的コースの単位を取得したという卒業証明書。
詳しくは下記の体験談をご参照ください▼
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カナダでワーホリをして、英語力・仕事経験・就活の心構えの全て手に入れたTakayukiさんの体験談 〜英語学習・就活編〜 |
続きを見る
ワーホリ目的②:海外で仕事経験をする
ワーホリの目的に「海外で働く経験をする」という方もいます。ワーホリは、「ワーキング」と「ホリデー」の要素に分かれます。どちらをすることも可能ですが、人によっては「ワーキング」に重点を置いている方も多いでしょう。
ワーホリ中の方が経験できる仕事には次のようなものがあります(渡航先によって異なります)。
- ジャパレス(日本食レストラン):ウエイター、ウエイトレス、キッチンスタッフ、皿洗いなど
- ローカルレストラン:ウエイター、ウエイトレス、キッチンスタッフ、皿洗いなど
- カフェ:バリスタ
- ファーム:フルーツや野菜を収穫する、収穫したものを箱詰めする、苗を植える、剪定する、食肉工場で働く、など
- ハウスキーパー:部屋やオフィス、ホテルの清掃
- オーペア:現地の家庭に住み込みで子育てや家事の手伝いをする
- 日系企業のスタッフ:販売、営業など
- ツアーコンダクター
- 企業のインターン
- アパレルスタッフ
※それぞれの仕事体験談は、リンク先を参照にしてください。
ワーホリビザは1年、もしくは2年と限られた期間のみ海外に滞在できるビザのこと。そして、働くことを許可されている数少ないビザの1つです。ワーホリで海外へ滞在する方は、これを活用しない手はないでしょう。
ワーホリ目的②の達成方法:渡航前から念入りに準備をする
ワーホリの目的「海外で仕事経験をする」を達成するために渡航前の準備は念入りに行いましょう。ワーホリ渡航前にやっておくべき準備は次の通りです。
- 英文履歴書(レジュメ)の作成
- 英語面接の対策
- 働きたい分野での仕事経験
ワーホリ中に仕事を探すには、インターネットを使う、働きたい場所で直接履歴書を渡す、人から紹介してもらうといった方法があります。どの場面でも必要となるのが英文履歴書です。
英文履歴書は日本語をそのまま英訳すればいいというものではありません。作成するためには英語の知識が必要です。限りあるワーホリ期間で履歴書作りをイチから始めるとなると、仕事探しの開始が遅れてしまい時間を無駄に過ごしてしまうことになりかねません。
履歴書はワーホリ先に渡航する前に作成しておくのがオススメです。
ワーホリの目的を達成したユカリさんの体験談
ワーホリの目的を「海外のアパレルブランドで働きたい」と定めていたユカリさんは、渡航して2ヵ月で現地のアパレル店に入社しました。
どうすれば現地の仕事をすぐに得ることができるのか、ユカリさんはインタビュー時に下記のように語りました。
「履歴書ですが、事前の留学中に完成させて普段から持ち歩いておけば、気になる職場とすぐ面接の交渉ができます。サウスピークは履歴書の添削をしているのでぜひ活用してください。」
ユカリさんの体験談はこちらから読むことができます▼
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カナダ人から「あなたの発音は綺麗」と言われ感激! 希望していたアパレルのお仕事をゲットし、カナダワーホリ満喫中のYukariさんの体験談 |
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※サウスピークのワーホリ必勝プランでは、履歴書の作成はもちろん、オーストラリアのワーホリビザ代理申請(無料)も行なっています。
ワーホリ目的③:お金を稼ぐ
ワーホリで仕事を得る際、経験よりお金を稼ぐことを目的しているケースもあります。特にオーストラリアは最低賃金が時給19.49ドル(Tax込み。1ドル80円で計算すると、約1,500円、土日やクリスマスなどのパブリックホリデーだと日によっては2〜3倍)となっています。
※参考:Australian Government Fair Work
給料が高い職場には、次のようなものがあります。
- ローカルレストラン
- ファーム
- ベッドメーキング
給料が高い仕事は英語力が求められます。渡航までにしっかり英語力を伸ばし、高時給の仕事を得られるように準備しておきましょう。
ワーホリ目的③の達成方法:給料の高い仕事に就く
ワーホリの目的「お金を稼ぐ」ためには、いうまでもなく時給がよいところで働くのが1番の近道です。特にファームであれば、日本人以外から情報収集をするとよい給料の仕事を紹介してもらえる傾向があるようです。
そのためには、現地の人と話したりインターネット上の情報を読み取ったりするための英語力が必要となります。
ワーホリの目標を達成したマサキさんの体験談
ワーホリの目的に「日本と比べて賃金が高い海外で働きながら、将来の自己投資や旅行のための資金を貯めたい」と掲げたマサキさん。
オーストラリアのワーホリでよりよい環境・給料で働くためにどんなことをしているかについて下記のように語ります。
「私は宿で会った外国人から情報収集をして、よい環境、給料で働くための仕事を探しました。(中略)
オーストラリアのファームでよい仕事を得る1番の方法は、仲介スタッフを通さずにファームオーナーと直接交渉して雇用されることだと思います。この方法だと仲介料を取られることがありません。オーナーとは英語で電話やメールをしなければならないので、英語力は必要不可欠です。」
マサキさんのオーストラリアワーホリについては下記をご参照ください▼
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英語力ゼロでサウスピーク留学後、ワーホリで英語を使った仕事に次々と挑戦しているMasaakiさんの体験談 〜仕事編〜 |
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ワーホリの目的④:長期で旅をする
ワーホリ中の目的に旅行や観光でいろいろな場所を巡りたいという方もいらっしゃいます。ワーキングホリデープログラムでは大きく「ワーキング(仕事)」と「ホリデー(休暇)」を楽しむことができるからです。
ワーホリ中の長期旅の魅力は次のようなものがあります。
- オーストラリアの場合:大陸を旅して回る「ラウンド」をする人が多いです。何人かで車を貸し切り、日本の20倍以上もあるオーストラリア大陸を周りながら大陸の大きさや自然の偉大さを感じられます。
- カナダの場合:カナダ国内の有名スポットはもちろん、陸路でもアクセス可能なアメリカまで行く人も多数います。
- ニュージーランドの場合:オーストラリアほど国土が広くないため、自然があふれる場所をゆったり回ることができます。
長期で旅をするという目的は、お金と時間さえあれば誰でも達成できます。それは楽しかった思い出にもなりますし、旅のやり方によっては人生の功績として人に語れる経験にもなります。
ワーホリ目的④の達成方法:旅のテーマを決め充実した思い出に
ワーホリの目的④を達成するために旅のテーマを決めましょう。テーマとは「趣味に関連するもの」「ただこだわってみたいことなど」自身がチャレンジしたいことを設定することが大切です。例えば、自転車で旅をする、WWOOFなど無料滞在型の制度を利用する、各地でブログを書きながらフォロワー数を増やすなどが挙げられます。
旅にテーマをつけることで、いつもなら見逃してしまいそうな小さな出来事にも気づくことができます。それだけでなく、話しかけたことをきっかけに一生の友達ができるかもしれません。単なる旅行・観光にするのではなく、テーマを決めていつもと違った環境を楽しんでください。
ワーホリの目的を達成したタクマさんの体験談
ワーホリの目的④「旅をする」をご紹介しました。サウスピーク卒業生のタクマさんはカナダワーホリを開始。滞在中に国内旅行・海外旅行を楽しまれました。
タクマさんは夢があり、その夢を叶える際に役立つよう旅を重ねています。インタビュー中タクマさんはこう語りました。
―――旅をするのに、何かこだわりがありましたか?
大好きな飛行機に乗りたい、航空業界での就職を目指すにあたりさまざまな空港や航空会社を利用したいという目的があったので、とにかく多くの飛行機に乗れるようルートを組みました。直行便が出ている場合でもわざわざ乗り継ぎ便を利用し、各地の空港に足を運びました。
詳しいタクマさんの体験談は下記をご参照ください▼
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「自分には航空業界での就職は無理だろう」そう諦めていたTakumaさんが見事内定を勝ち取るために、確かな英語力と行動力を身につけたカナダでのワーホリ体験談 |
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ワーホリの目的⑤:新しい環境に身を置き、自分の生き方を見つめ直す
これまで述べたワーホリの目的4つと比べてイメージしづらいですが、多くの人が1つの目的として「自分の将来を考える」「自分探し」などが挙げられます。新しい自分を発見するために日本を離れて生活してみる、その1つの方法としてワーホリするというケースです。
学生の場合、やりたいことが明確でないまま就職活動を始めることに疑問を持ち、将来について考える時間を持つためにワーホリをする人が多いです。社会人であれば、今の会社でずっと働き続けるのだろうかという悩みを持ったことがきっかけで、仕事を辞めてワーホリに行く人もいます。そのような人が全く新しい場所で、今まで挑戦したことのないような世界へ飛び込めるのもワーホリの魅力の1つです。
とはいえ、ただ海外で生活するだけでは得られることは多くありません。もちろん、渡航した最初の数週間は目の前で起こる出来事が全て新鮮に見えます。しかし、数ヶ月経つと海外生活が日常となってしまい、日本での生活と同じように毎日が過ぎていくこともありがちです。
ワーホリ目的⑤の達成方法:積極的に行動する
ワーホリの目的「自分の生き方を見直す」ことに必要なことは積極的に行動することです。日本で得られなかった生活をワーホリ中に体験するためには、自ら行動しなければ機会を得ることができません。日本ではなかなか思い通りに行動ができなかったという人いらっしゃるでしょう。しかし海外に行けば知り合いはほとんどないため、恥ずかしがらず大胆に行動することができます。
新しい自分を発見するためにも、ワーホリでは新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ワーホリの目標を達成したヒロヤさんの体験談
ワーホリでシドニーに渡航されたヒロヤさんはインタビュー中こう語りました。
「迷っているなら行動に移すべきですね。就活を通して感じたことは、就活に苦戦していた人は「自分が何者なのか」をしっかりと理解できていないということです。(中略)
ワーホリという海外経験は自分自身と向き合わざるを得ないため、それが終わったときに実際に体験したことに加え新しい自分についても発見できるのではないかと思います」
ヒロヤさんの詳しい体験談は下記から確認できます▼
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英語で営業職へ挑戦! オーストラリアのシドニーで海外インターンのような仕事をし、半年で80万円貯金されたHiroyaさんのワーホリ体験談 〜英語学習・就活編〜 |
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ワーホリの目的を全て達成するために必要なのが「英語力」
ワーホリをする人によくある5つの目的と、それを達成するための方法について述べてきました。この中で、どの目的を持つ場合でも持っておいたほうがいいスキルがあります。
それが、英語力です。
英語力があれば給料のよい仕事に就きお金を稼ぐことができます。また、旅をするときも日頃の生活の中でも入ってくる情報の量と質が格段に増えます。
ワーホリする人の中には「英語は勉強しなくても、海外に行けばどうにかなるだろう」と考える人もいるかもしれません。しかし実際のところ、基礎的な英語の知識が欠けている状態で話す練習をしても、友達とは話ができても仕事中に英語でコミュニケーションを取るのは難しいです。
日本で働いている外国人の例を見ても、私たちの目に見える場所で働いている外国人のほとんどが基本的な日本語を話せます。それと同じで、ワーホリに行く日本人も、英語の基本的なコミュニケーションや仕事に必要なシーンでの会話はマスターしておくことが重要です。
ワーホリをするのに最低限必要だと言われている英語力は、英語で道を聞けるくらいのレベル、TOEICでいうと600点です。
サウスピークでは入学時TOEIC300点台でも、3ヵ月の留学で600点に到達することが可能です。
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ワーホリに英語力は必要?マリンさんの体験談
オーストラリアでワーホリ中のマリンさんは、インタビュー記事の中で、このように述べています。
「英語はできるに越したことはないですね。現地で出会った日本人の中に、英語が全く話せない方がいました。それでは日本食レストランのウエイトレスさえもできません。せっかくオーストラリアで働けるワーホリビザを持っているのに英語を理由に仕事ができないのはもったいないと思います。絶対、英語は話せた方が得ですね。」
マリンさんの記事はこちら▼
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ワーホリの目的を達成するために、英語の基礎力をつけてから渡航しましょう
ワーホリの目的は多くの方が紹介した5つを上げられます。
- 英語力を身につける
- 海外で仕事経験をする
- お金を稼ぐ
- 長期で旅をする
- 新しい環境に身を置き、自分の生き方を見つめ直す
ワーホリは、海外での仕事経験、貯金、旅、自分を見つめ直すことなどさまざまなことに挑戦できるチャンスが転がっています。
そのチャンスを全て自分のものにするには、英語を話せたほうが可能性が広がります。
サウスピークではワーホリに必要な英語力を習得できるワーホリ必勝プランをご用意しています。
ワーホリの前にサウスピークでしっかり英語の基礎力を身につけてはいかがでしょうか。
ワーホリを失敗させない「ワーホリ必勝プラン」について
本気留学のサウスピークでは、ワーキングホリデー後の就職・転職活動を見越したキャリア設計を含めたトータルサポートをフィリピン留学中にできる『ワーホリ必勝プラン』を開設しました。
ワーホリに挑戦したい方が当プランに参加する大きなメリットは以下の3点です。
①ワーホリの事前準備が充実している
②ゼロ英語からでもスタートできる
③ワーホリ後のキャリアにつながる
以下の記事でワーホリ必勝プランの詳細を説明していますので、ワーホリを失敗させたくない人はぜひご一読ください。