
ワーキングホリデーに行く場合、現地の語学学校に通うという方が多いと思います。しかし、最近でフィリピン・セブ島留学を利用した後にワーキングホリデーに行く人も増えています。
ここでは、フィリピン留学と欧米の語学学校を比較して、ワーキングホリデーに行く人がどのような留学をするのが望ましいのかについてまとめました。
*結論としてはフィリピン留学3ヶ月〜6ヶ月 + 現地の語学学校1ヶ月が望ましいと思います。理由は以下をお読みください。
フィリピン留学と欧米の語学学校の比較
1. マンツーマンレッスンと集団レッスン
フィリピン留学の最大の特徴はマンツーマンでレッスンが受講できる点です。これは、人件費の安いフィリピンだからできる大きなメリットです。一方欧米の語学学校の場合は10名から15名程度の集団レッスンとなります。
この点、フィリピン留学の方が欧米留学よりも密度の高い授業が期待できると言えます。
2. フィリピン人講師とネイティブ講師
フィリピン人の講師は訛りが心配という人は多くいます。実際に鈍っているフィリピン人もいますが、サウスピークのように講師を厳選していればほとんど訛りはないと考えていただいて問題がありません。下記の動画を見ていただければ、その点は納得がいくと思います。
ただし、フィリピン人の英語が全くネイティブと同じかというとそれは違います。わかりやすく、フィリピン人は綺麗な英語をはなしますが、ネイティブの方が一般的に言って、語彙が豊富であり、話す速度も速いです。
ただし、通常レベルの英語力の日本人(例えばTOEIC900点以下、IELTS 6.5以下)であれば、ほとんど問題のないレッスンが行われていると言えるでしょう。
3. 宿舎とホームステイ
フィリピン留学は宿舎が基本です。サウスピークでも一日三食、掃除洗濯がついているため、まさに勉強だけしていればいいという環境です。
一方で、欧米留学はホームステイを利用する学校が多いです。ホームステイは家ごとによって当たり外れがあるといいますが、通学したりする時間を考えるとフィリピン留学よりも勉強時間が減るというのは間違いありません。
4. 料金
語学学校の料金はフィリピン留学と欧米の語学学校でそれほど変わりません。ただし、フィリピン留学の場合は三食の食事や掃除、宿泊費などがついている値段です。欧米留学ではその他、食費や宿泊費が発生しますので、フィリピン留学よりも1.5倍から2倍くらいの料金が一般的です。
上記4つの点を考慮して、英語を学ぶという点に関しては、フィリピン留学の方が欧米の語学学校よりもコストパフォーマンスに優れていると言えると思います。そのため、近年、ワーキングホリデー前にフィリピン・セブ島留学をする方が増えています。
サウスピークでは、上記の点も考慮してワーキングホリデーに行く方には、「3ヶ月〜6ヶ月のフィリピン留学 + 1ヶ月程度の現地の学校」をお勧めしています。欧米の現地の語学学校に1ヶ月間行くことをお勧めする理由は、現地で仕事を始めたり生活をする上で、知り合いを作った方がよいためです。
フィリピン留学と欧米の語学学校の望ましい留学期間とは

フィリピン留学の後にオーストラリアの語学学校に留学したKoheiさん
フィリピン留学の後に欧米の語学学校で留学を考えている方から「どのくらいの期間ずつ留学するのが良いですか?」という質問をよく受けます。サウスピークを卒業後に欧米の語学学校に留学した方に同様の質問をしてみましたので、フィリピン留学と欧米留学を検討されている方は参考にしてください。
サウスピークに留学した後、欧米の語学学校に留学した生徒からの回答をまとめると下記のような結果となりました。
■ 欧米の語学学校でTOEIC800点以下の初心者・中級者は効果的に学ぶことは難しい
■ 欧米の語学学校に留学前に英語の発音矯正は絶対必要
■ 英語力を短期間であげるのであれば、コスト、方法、教材という点で、断然サウスピーク留学の方が良い
サウスピークの留学と欧米の語学学校を両方経験した生徒に意見を聞いた結果としては、欧米の語学学校に過度な幻想を持つべきではないということでした。例えば、現地で将来生活をしたい方、その学校でしか取れない資格が必要な方以外、つまり欧米の語学学校に行く特別な理由がない場合は、あまり欧米の語学学校にこだわることはお勧めしません。
上記を踏まえて、フィリピン留学と欧米の語学学校にどのくらい通うべきか悩んでいる人にオススメの留学期間の比率を考えてみたいと思います。
(1)英語力がTOEIC600点以下の方でワーキングホリデーに行く場合
TOEIC600点以下の方でワーキングホリデーに行く場合は、「3ヶ月〜6ヶ月のサウスピークへの留学」と「1ヶ月程度の現地の語学学校」での留学をお勧めいたします。
サウスピークでは、初心者でも効率的に英語の学習ができるように日本語で書かれた参考書をレッスンで使用出来きます。これらの参考書をサウスピークのカリキュラム通りにこなしていただければ、中学生レベルの英語力の人でも3ヶ月〜6ヶ月で簡単な日常会話が出来るレベル到達することができます(TOEIC600点程度)。
英語初心者の場合は、欧米の集団授業は非常に効率が悪くなりますのであまりお勧めいたしません。英語で書かれた参考書を利用するほうが、「なんとなく良さそう」という理由で英語力が低いにもかかわらず欧米の語学学校にいって失敗した人が多くいます。
今現在の段階で、英語で文章が10行も読めないような人が英語で書かれた参考書をいきなり使うのは無謀です。例えば、英語で「前置詞」「形容詞」「過去形」といった単語も理解できないのに、英語で文法を教わるというのは非常に非効率です。
サウスピークでは、初心者対応をしっかり心がけていますので、カリキュラムに従っていただければ着実に英語力を伸ばすことができます。
TOEIC200点台の初心者から留学をしたTomomiさん。このくらいの英語力があるとワーキングホリデーも充実します。
(2) 英語力がTOEIC600点以上の方でフィリピン留学と欧米の語学学校に迷っている方
TOEIC600点以上ある方は、2〜3ヶ月のサウスピークの留学があれば、十分ワーキングホリデーをスタートできます。現地の学校に行かなくても自分で仕事を探せるだけの英語力を身につけることができるでしょう。TOEIC600点あれば、サウスピークの日本語禁止校に留学ができますので、実践的な英語力を身につけることができます。
↓ サウスピークでの生徒のスピーチ(サウスピークでこのレベルまで英語力を鍛えることが可能です。)
また、英語の発音矯正は絶対に事前に行っておく必要がありますので、サウスピークの名物授業である発音矯正レッスンは欧米の語学学校に留学する前に非常に有効です。
サウスピーク卒業後にオーストラリアの語学学校に留学されたKoheiさん

一人目は、サウスピークの卒業生でオーストラリアの語学学校に留学されたKoheiさんです。KoheiさんはサウスピークでTOEIC850点以上とTOEIC SW8割以上まで英語力を伸ばしました。その後、TESOLという資格を取得するためにオーストラリアの語学学校に留学された経験があります。
(1)「英語学習する人の場合、オーストラリアの語学学校に行くまでに取得した方がいい英語力はどのくらいだと思いますか?」
(Koheiさん) 語学学校でどのコースを取るかによりますが、英会話を上達させたいのであれば、これも文法を抑えておく必要があるという意味でTOEIC(R)800点以上が基準じゃないでしょうか。
(2) 英語を学ぶ上で、オーストラリアの語学学校に留学する意味はどのようなものでしょうか?
(Koheiさん) 上述のようにTOEIC800点以上あるのであるという前提ですが、最初からオーストラリアを留学先に選ぶ場合、その留学先の語学学校がある特定の分野に優れている場合は有効だと思います。例えば私が通ったTESOLコースや、TECSOLコース、IELTS対策コースなどです。そういった特定の目的がないのであれば、コスト(安い)、方法(マンツーマン)、教材(日本語)という点で、断然サウスピーク留学が良いかと思います。
2カ国目として行くのであれば、上記のような英語力を上げる以外の特定の技能/資格を身につけるためのコースを取るのでなければサウスピーク留学だけで十分だと思います。それから、これはおまけのようなものですが、将来的にその国に住みたいという想いがあるのであれば、オーストラリアだけでなく、カナダ、イギリスなど英語圏の国を2カ国目の留学先に選ぶのは良い下見になるかもしれません。
(3)英語を学ぶ上でネイティブに教わることの意味は?
(Koheiさん) 英語圏の国で留学する場合、「日常的にネイティブと会話すれば英会話能力が上達する」はウソだと思います。ただ、すぐに英語が出てくるようになる(度胸がつく)という意味であればホントです。なぜなら、日常的に英語でネイティブと会話しても自分の間違いを指摘してくれません。でも、もちろんみんな間違った英語でも会話を楽しんでくれます。従って「度胸はつくけど、英語が流暢にならない」ということが起こると思います。
ネイティブ、非ネイティブに関わらず、例えば外国人のルームメイトがいたとして、日本人が英語を間違うのは当たり前だと思ってますから、間違ったところで「今のは○○○じゃなくて×××だよ!」なんて言い直しを要求しませんし、むしろ言いたい事を予想してノンバーバルコミュニケーションがどんどん加速します。
友人同士であって、先生生徒の関係じゃないですから、間違いを指摘し合わずに、ジェスチャーで無意識に補ってしまうのかもしれません。「間違った部分はそのまま」、でも「話す機会はたくさん」なので、個人的に会話がスムーズに出来るようになった気分になるかもしれませんが、多国籍の街で、多国籍のルームメイトを相手にしていれば尚更「正しい英会話」を上達させられるとは思えません。
サウスピーク留学後、カナダで語学留学されたChihiroさん

サウスピークに留学された後にカナダにワーキングホリデーをしに行き、語学学校を経験されたChihiroさんに伺いました。
カナダの語学学校に留学するまでに身につけたほうがいい英語力はどのくらいだと思いますか?
(Chihiroさん ) サウスピークの基準で言うのであれば、Lv8(TOEIC800点相当)あればカナダ語学留学に来ても得るものがあるでしょう。私は現在TOEIC740点でLv7でしたが、リスニング力にまだ難を感じます。私にもっとリスニング力があればもっと喋る機会も増えるのに、と思いました。
他の日本人の生徒を見ていて、英語の発音に苦労しているなという印象を受けました。日本では、英語のレッスンで発音を学ぶことがあまりないと思うので、正直日本人生徒の英語は発音が悪いために先生に全然伝わっていません。
*補足:Chihiroさんの場合はサウスピークの名物レッスンではある発音矯正レッスンを行っていたため、発音での苦労は他の日本人と比べて少なかったそうです。

↓ ワーキングホリデーを失敗させない「ワーホリ必勝プラン」はこちら