近年、フィリピン(セブ島)に留学する日本人の数が年々増え続けています。
それは、他の国への語学留学にはない2つの特徴があるからです。
「食費・生活費込みで月20万円以下の格安留学(欧米の半額)」
「1日6~8時間の長時間マンツーマンレッスン」

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2018年には多数の日本人経営の語学学校が運営を行い、年間35,000人近くの日本人がフィリピンへ語学留学をするまでの規模になっています。
しかしそれと同時に、表に出てこない 『フィリピン(セブ島)留学を失敗に終わらせた人たち』も増えています。
その結果、ずっと右肩上がりで伸び続けていた日本人の留学者数が、35,000人から増えなくなりました。

現在は増加は止まり、横ばいになっています。特に2018年夏における新規申し込み数の減少は顕著でした。
特定の語学学校だけではなく、業界全体として日本人の留学者数が伸び悩んでいるのです。
そのようなフィリピン(セブ島)留学の飽和状態の中、サウスピークに留学する日本人生徒の数は年々増加傾向にあります。
サウスピークでは、年間1,000人以上の日本人生徒を受け入れており、彼らの英語力を短期間で向上させられる環境を提供しています。
2017年にTOEICを受験したサウスピークの全生徒のTOEICスコアを分析したところ「3ヶ月間の留学で、TOEICスコアが平均226点向上していた」というデータが出ました。
しかしサウスピークは、TOEIC対策のコースを提供している語学学校ではありません。
一人ひとりに合わせたカリキュラムを基に最適な学習環境提供することにより、総合的な英語の基礎力が向上し、その結果TOEICのスコアアップにも繋がっているのです。

そこでこの記事では、フィリピン(セブ島)留学を検討中のみなさんが「留学に失敗して英語が結局身に付かなかった」ということのないように、
「フィリピン留学・セブ島留学のよくある失敗体験談」
「よくある失敗を回避して留学を成功させるための方法」
の2つを紹介します。
フィリピン(セブ島)留学のプロである私たちが、フィリピン(セブ島)留学のメリット・失敗パターン・成功法を、すべて隠さずにお伝えします。
短期間で英語力の向上を見込めるフィリピン(セブ島)留学で失敗しないために、この記事を読んで万全の準備をしておきましょう。
当記事の内容
1.フィリピン(セブ島)留学の基本情報

フィリピン人の英語力
フィリピン人の英語力は教育水準によって大きく異なりますが、大学教育を適切に受けたフィリピン人であれば流暢に英語を話します。
公用語はタガログ語ですが、フィリピンでは小学校から大学まで「英語で」教育を受けます。
幼いころから日常的に英語に触れることによって、大人になっても英語を話せる人が多いのです。
また世界116ヵ国・地域で教育事業を展開する「EFエデュケーション・ファースト」が2011年から実施している英語力測定テストのデータによると、調査対象国88ヵ国のうちフィリピンは14位という高い位置にいます。
東南アジアではシンガポールに次いで2番目であり、高い英語力を有している国であることが見て取れます。
ちなみに日本は同ランキングで49位。5段階評価で下から2番目の「低い」と認定されてしまっています。
多くの日本人が英語力を向上させるために、フィリピン留学に行くのにも納得です。

フィリピンの治安

フィリピンは発展途上国なので、貧しい暮らしをしている人が多く、観光客を狙ったスリなどの犯罪が起きることは珍しくありません。
それでもサウスピークがある地域(セブ島のセブシティ)は、フィリピンの中でも比較的安全です。
そもそも語学学校を危険な場所に建ててしまうと、留学生は来てくれませんし、そこで働く日本人スタッフの雇用も難しくなってしまいます。
サウスピークが校舎を構えている地域が安全であるという根拠として、生徒が重犯罪に巻き込まれたケースが一度もないということが挙げられます。
サウスピークには、今まで4,000名以上の生徒が訪れましたが、その全員が無事に帰国しています。
しかし、生徒がお金や貴重品の盗難被害に遭うことはありました。
フィリピンは発展途上国であり、日本に比べて治安が悪いということを常に念頭に置いておけば、このような軽犯罪に巻き込まれるリスクも減らせるでしょう。
フィリピンへのアクセス

日本からフィリピンへのアクセスは良好で、東京から4時間半程度で到着します。
航空券もLCC(格安航空)を利用すれば、往復5〜6万円で手に入れられることが多いです。
LCCは便の遅延が起こりやすいため、同日の乗り換えに間に合わなくなる可能性があります。
乗り換えに間に合わない場合は、チケットがそのまま無効になるなど余計なコストが生じてしまいます。
海外に慣れていない方は他の便を利用したり、事前に現地情報をよく調べるなどして対策をしてください。
2.フィリピン(セブ島)留学のメリットとは?
フィリピン留学には、以下のようなメリットがあります。
・費用が安い
・日本から近く、時差は1時間
・マンツーマンレッスンを受けられる
・講師のレベルが高い
・食事を3食提供している
・休日には気軽にビーチリゾートを満喫できる
それぞれ説明していきます。
費用が安い

フィリピンは日本に比べて物価や人件費が安い国です。
そのため留学全体にかかる費用を、アメリカやカナダへの留学と比べて、半分程度に抑えられます。
以下は1ヶ月フィリピンに留学する場合の総費用の一例です。
◆渡航費用:50,000円(LCCの場合)
◆学費・滞在費:170,000円
◆テキスト(教材費用):20,000円
◆現地支払い費用(ビザ代等):20,000円
◆現地娯楽費:30,000円
◆1ヶ月海外旅行保険:10,000円
合計:310,000円
長期間の留学になればなるほど留学費用を抑えられる傾向があるので、仮に半年間留学する場合でも100万円程度で留学できます。
日本から近く、時差は1時間
上述した通り、東京セブ間の移動時間は5時間程度です。
時差も1時間しかないので、欧米留学と比べて時差ボケで悩まされることもありません。
時差ボケになってしまうと、数日間は生活リズムを整えるために精一杯になってしまいます。
長期間の留学であればまだ良いですが、1ヶ月程度の短期留学の場合、1日足りとも無駄にしたくないでしょう。
このような観点から見ても、セブ島留学は欧米留学に比べて気軽に挑戦できます。
またセブ島留学の場合、空港のあるマクタン島から中心部であるセブシティまで、タクシーで1時間程度で着くので、海外経験の少ない方でも安心です。
マンツーマンレッスンを受けられる

フィリピン留学では、一対一のマンツーマンレッスンが主流です。
欧米留学で主流なグループレッスンに比べて講師と話せる時間が多く、ほかの生徒の状況を気にする必要がないので、自分のペースに合わせて学習を進めていけます。
特に英語学習初心者の場合、グループレッスンはハードルが高いのではないでしょうか?
「周りのペースについていけるかな?」「ほかの生徒の前で間違えたら恥ずかしい」などと、不安を覚えることも多いと思います。
その点マンツーマンレッスンなら、いつでも気軽に質問できますし、ミスをしても誰にも迷惑はかかりません。
英語学習初心者であればあるほど、グループレッスンよりもマンツーマンで学ぶことをおすすめします。
講師のレベルが高い

フィリピン人の英語力は、一般的に日本人よりも高いです。先ほども述べた通り、英語でものごとを学ぶという優れた教育を受けてきており、タクシードライバーやコンビニ、ファストフード店の店員も漏れなく英語を話せます。
特に英語を人に教える立場の講師の場合、大学で英語の教授法を学んできた人が多いです。
もともと流暢に英語を操れることに加え、さらに教え方まで習得しているフィリピン人講師から英語を教えてもらうのは、日本で学習するよりも圧倒的に効率が良いといえます。
フィリピン人の英語の訛りを気にする人もいるかもしれませんが、少なくとも語学学校で英語を教えているレベルのフィリピン人であれば、その心配はまったく必要ありません。
日本語にも方言があるように、彼らにも多少の訛りはあるかもしれませんが、英語学習初級者の日本人が気が付くほど訛っている人はまずいないでしょう。
食事を3食提供している
セブ島にある多くの語学学校では、3食の食事提供をしています。
しかし欧米留学の場合、語学学校が食事を提供するケースは稀です。
食事が提供されないと、わざわざスーパーまで買い出しに行ったり、外食したりしなければなりません。
せっかく英語を学びに留学しているのに、家事で時間を奪われたくはないですよね?
英語学習に集中して取り組むためにも、食事を3食提供している語学学校を選択しましょう。
それでも、たまには外食したいと思うこともあるかもしれません。
その場合でも、フィリピンのローカルのお店であれば1食300円前後でお腹いっぱい食べられる場所が多いので、食事面での心配はないです。
休日には気軽にビーチリゾートを満喫できる

セブ島は、世界有数のビーチリゾートスポットです。休日の息抜きに、気軽にビーチへ行けるので、日々の疲れをリフレッシュするのに最適です。
ビーチアクティビティも多くあり、セブ島周辺に点在している島々を巡るアイランドホッピングをしたり、初心者でも楽しめるダイビングをしたりと、常夏の国を満喫できます。
そのほかにも、世界で唯一ジンベイザメと一緒に泳げる場所もあったりと、リゾート地としても魅力的です。
3.よくある失敗パターンと成功に向けた対策

フィリピン留学には、多くの人がはまる失敗パターンがあります。
それを避けないとせっかくの留学が無駄になってしまいます。まず、失敗した人の体験談を見てみましょう。
失敗体験談(1)マンツーマンレッスンの内容が理解できない!
【ある日本人留学生の告白】(25歳女性、TOEIC LR 250点 (Listening 150点, Reading 100点)で留学開始、4ヶ月の留学)
私はもともと英語に苦手意識があり、受験勉強をちゃんとしていませんでした。
だから英単語・英文法についての知識はほとんど全くありませんでした。
でも「受験英語と実際の英会話は違うとよく聞くし、海外に行けばなんとかなるだろう」と思い立ち、事前学習を全くしないでフィリピン留学をしました。
語学学校を紹介してくれた留学エージェントの方も「4ヶ月もいけば英会話が出来ない初級者でも日常会話はバッチリですよ」と言っていたためでもあります。
しかし、事前学習無しでもなんとかなるというのは、すごく甘い考えでした。
海外に行ってもなんともならなかったです。それはフィリピン人講師とのマンツーマンレッスンの内容をまるで理解出来なかったからです。
マンツーマンレッスンでフィリピン人講師から英文法についての説明を”英語で”受けました。
現在進行形、現在完了形、不定詞、現在分詞/過去分詞、仮定法などの文法事項について説明されました。

ですが英語での説明だったので全く理解できなかったです。
名詞(Noun)や動詞(Verb)、現在形(Present Tense)という最も基本的な英単語すら知らなかったので、最初の1ヶ月は何も分からないまま、本当にわけが分からないまま過ぎ去ってしまいました。
そんなわけも分からずに振り回された日々だったため、当時の事を思い出そうとしても全ての事が夢の中のように、霧の中にいたかのように、ボンヤリとして曖昧です。
関係代名詞や分詞、仮定法などそもそも日本語で説明されても、基礎力がない私では理解できないです。
そんな日本語でも理解していない英文法について英語”で”説明されるので、もう完全にお手上げでした。

マンツーマンレッスンの内容を少しでも理解しようと思って、留学途中から予習・復習をしてからレッスンを受けようとしました。
でも、語学学校で渡された教材には日本語での説明がなく、英語か韓国語で説明されているだけでした。
この教材は私には全く役に立たなかったです。
留学後に知りましたが、これは著作権違反の海賊版教材でした。

だからフィリピン留学中は「日本語で書かれた参考書が読みたい」と強く強く感じていて、日本で販売されている日本人向けの英語参考書が喉から手が出るほどに欲しかったです(フィリピンの書店では当然日本人向け英語参考書は売っていません)。
今になって思えば当たり前なことなのですが、同じ語学学校の生徒の中でもフィリピン人講師たちと楽しそうに話していたのは大学受験のために勉強をすごく頑張っていた高学歴の大学生たち、もしくはもともと英単語や英文法の知識が十分にある中上級者の人たちばかりでした。
私のような本当の初心者では知っている英単語を並べるだけで精一杯です。
英語を適切な英文法にしたがって、文章単位でちゃんと話せるようになった初級者なんて誰一人いませんでした。
留学エージェントの方は「初級者でも4ヶ月もいれば日常会話はバッチリ」と言っていましたが、私は最低限の挨拶と自己紹介くらいしかできるようになりませんでした。
英会話は留学が終わった今でも英単語を並べるだけで精一杯です。
自分のフィリピン留学生活を振り返って思うのは、 留学する前に英単語や英文法の勉強の勉強を真面目にしておくべきだった、ということです。
フィリピン留学・セブ島留学を失敗させないための鉄則(1)英単語・英文法の学習は日本で終わらせるべし。
日本にいる間に英単語・英文法の学習は終わらせておき、基礎学力を向上させた上でフィリピン留学に行きましょう。
最低でもTOEIC LR試験で600点、もしくは英検2級は取得しておきましょう。
これぐらいの英語力がないと、英語で英文法を説明されても理解できないです。
TOEIC LR 600点は、日本で独学で達成することは十分可能な点数であり、大学に一般受験で入った人であれば、無理なく取れる点数です。
そのため、理想的にはTOEIC LR 800点以上を取得していることが望ましいです(特にReading Partは400点を超えておきましょう)。
その上で、フィリピン留学中には留学中にしか出来ない英会話や英作文のレッスンを受けるようにしましょう。

英単語・英文法が分からなければ、相手の話している英語が理解できません。
これは
『知らない英単語は、読めないし、聞き取れない』ためです。
また、英単語を知らないと、英会話において適切な表現を使用できません。
身振り手振りというジェスチャーに頼ったやり取りになってしまいます。
これでは満足に英会話をすることができません。
こうならないように、しっかりと日本で英単語・英文法の事前学習を終わらせておきましょう。
ほかにも「日本人のカタカナ英語を矯正する発音矯正の教材」や「初歩的な英会話教材」は留学前に自習学習で終わらせておきましょう。
これらの学習は全て日本で独学でできる学習であるため、日本で基礎学習を終わらせてからフィリピン留学をしてください。


多くのフィリピン留学体験談においても「失敗しないために、英単語・英文法は日本で終わらせておきましょう」と書かれています。
フィリピン留学ですでに多くの初級者たちが無残な失敗をしているのです。
だからこそ、先人たちの失敗を繰り返すことなく、日本でやるべきことを終わらせてからフィリピン留学をしましょう。

失敗体験談(2)TOEIC LR試験の点数が全然伸びていなかった!
【ある日本人留学生の告白】(28歳男性、TOEIC LR 450点 (Listening 250点、Reading 200点)で留学開始、3ヶ月の留学)
フィリピン留学中は1日6時間のマンツーマンレッスンと2時間のグループレッスンを受けていました。
そこで英語をたくさん話して、英語で話すことへの抵抗感は無くなりました。
英語で話す時間は長ければ長いほど良いと思って、頑張って1日8時間のレッスンを受け続けました。
けれど、
帰国してから受験したTOEIC LR試験の点数がほとんど全く伸びていませんでした。
リスニングの点数は若干伸びていましたが(Listening 250点⇒300点)、リーディングの点数は横ばい、200点のままでした。
毎日フィリピン人講師と英語を話しまくったので、英語力は伸びていると思っていたのでガッカリしました。
語学学校のウェブサイトには『TOEIC LR試験は勉強しなくても、我が校のレッスンで英会話の練習を続けていれば点数は勝手に伸びます。
特別な試験対策は不要です。
3ヶ月で最低200点は伸びないとフィリピン留学は失敗と言えます』と書かれていたので、なおさらショックです。
ただ、今になって自分の留学生活を振り返ると「マンツーマンレッスンやグループレッスンを受けていて、それだけで満足していた」のが駄目だったと思いました。
特にマンツーマンレッスンで英語をたくさん話すと「英語を勉強した!」という満足感がありました。
でも、それだけでは「英会話に慣れる」だけで、新しい英語表現は学べていなかったと、今になってわかります。
実際、留学3週目あたりから「いつも同じ表現ばかり使っているな…」「新しい英単語や英語表現を学べていないな」と内心では英会話でも伸び悩みを感じていました。
長時間のマンツーマンレッスンに疲れて、十分に予習・復習が出来ていませんでした。
でも、「毎日6時間の英会話レッスンを受けているのだから、最後はなんとかなるだろう」と思っていました。
『フィリピン留学で英語力を高めるためには、マンツーマンレッスンを受けるだけでなく、その前後に予習・復習の学習をする必要がある。
予習・復習をして常に新しい表現を学ばなければ、いつまで経っても使いこなせる英単語や英語表現のレベルは上がらない』。
このことに留学が終わってから悟りました。
フィリピン留学の思い出自体は楽しいものでしたし、これまで出来なかった外国人の友達も出来て貴重な体験ができたと思います。
けれど「英会話に慣れたけれど、TOEIC LR試験の点数はまるで伸びていない」という結果は「3ヶ月の時間」と「80万円の留学費用」を使って得られたものとして、イマイチな結果だと言わざるをえません。
もっと結果につながる勉強をすべきだったと今になって思います。
帰国後に面談をした転職エージェントからは「TOEIC LR試験の点数が上がっていないフィリピン留学では、ただ遊んできただけの3ヶ月だと見なされるだけなので、希望する会社での面接ではこの経験は話さない方が良いです」と言われて、とてもとても悔しかったです。
もし過去の自分に伝えることができたら伝えたいです。
「3ヶ月の留学期間は短いのだから、あれもこれも手を出すべきではない。TOEIC LR試験で結果を出したいのであれば、TOEIC LR試験の勉強を最初に集中して行うべき。結果を出してから、国際交流をすべき」だと。
フィリピン留学・セブ島留学を失敗させないための鉄則(2)マンツーマンレッスンでは必ず予習・復習をすべし
予習・復習を行わないマンツーマンレッスン・グループレッスンは英語力の向上という観点から無意味です。
予習・復習をしないマンツーマンレッスン・グループレッスンは雑談と変わりありません。
もし英会話の経験が全くないのであれば、最初の1ヶ月は英会話に慣れることを、英語が上達したと思うかもしれません。
しかし、それ以降は中々上達しません。
「フィリピン留学・セブ島留学で最初の2~3週間は英語力の伸びを感じたけれど、それ以降は伸びを感じなかった」という人たちは英語で雑談をしていただけです。
予習・復習をせずに、すでに知っている英単語を繋げてなんとなく話すだけの雑談では英語力は向上しませんし、雑談と英語力を向上させるレッスンは全く異なります。
英語力を高める、すなわち「新しい英単語・英語表現を学び、使いこなせるようになる」には、予習・復習が欠かせません。
「レッスン中に登場した新しい表現、知らない表現をメモして復習の時間に辞書で調べる」「レッスンで自分が言えなかった表現を次のレッスンまでにいえるように予習学習をする」といった、地道で面倒な学習が必要です。
英語力を向上させるためにはこのような予習・復習は必須です。楽して雑談するだけでは、英語力は向上しません。
「英会話に慣れるだけの雑談レッスン」と「新しく学んだ英語表現を実践し、自分で使いこなせるようになるためのレッスン」は全くの別物です。この事を忘れないでください。
あなたが所属することになる語学学校が1日6時間以上のマンツーマンレッスンを行なっている場合でも必ず予習・復習をしてください。
平日のレッスンが終わる午後5時以降は自習室にこもって勉強する必要があります。
できればマンツーマンレッスンと同じだけの時間、6時間の自習学習を行ってください。
そうすることで
「インプット学習:アウトプット学習=6時間:6時間」の割合で勉強できます。
フィリピン留学を活用するためには、マンツーマンレッスンを受けるだけでなく、予習・復習も加えた12時間英語漬けになる必要があるのです。
自習時間が足りない場合には、睡眠時間を削ってでも勉強時間を確保しましょう。
平日に予習・復習が十分に出来ないという場合には週末を潰してでも予習・復習の時間を確保してください。
観光する時間は削りましょう。
これができなければあなたはフィリピン留学で決して英語力を伸ばせません。
フィリピン留学・セブ島留学失敗を回避するための2つの鉄則 まとめ
鉄則(1)英単語・英文法を日本で学習してくるべし。TOEIC LR試験で最低でも600点以上獲得すべし。
鉄則(2)マンツーマンレッスンでは必ず予習・復習をすべし。6時間のマンツーマンレッスンであれば、6時間の自習をすべし。
以上の2つの鉄則を守れば、あなたのフィリピン留学は必ず成功します。
逆にこれらを実行に移せない人のフィリピン留学は、充実したものにはならないので、むしろ留学しない方が良いくらいです。
怠け者のためのフィリピン留学・セブ島留学

はい、フィリピン留学・セブ留学に関する「きれいな正論」はここで終わります。
おそらくこの文章を読んだ99.99%の人がこの「フィリピン留学・セブ島留学を失敗させないための2大鉄則」、言い換えると「きれいな正論」を実現できないことでしょう。
こんなのできっこありませんよ。
では「きれいな正論」に対して現実はいったいどうなっているのかをこれから述べていきます。
きれいじゃない現実1…ほとんど全てのフィリピン留学・セブ島留学希望者は日本で事前学習をしていない
そもそもフィリピン留学をされる方の大半は英語があまりできない初級者の方々です。
そのため
「日本にいる間から英単語・英文法を勉強してきてください。」と言われても何をやって良いのかが分からない人が大多数です。
英語ができない初級者には適切な学習指導が不可欠です。
学習指導なしで学習を続けられる人はほとんどいません。
まず初級者の場合、果たしてどの参考書をを選んで良いのか分からなくなります。
本格的に英語学習に取り組む前の、参考書選びの段階で挫折してしまいます。
初級者は適切な英語参考書は十中八九選ぶことができません。
仮に英語参考書を選べたとしても、そもそもちゃんと毎日継続して英語学習する習慣がある人はごくごく一部です。
日本にいる間から一人で学習をすることができる人はとても稀です。
自発的に勉強できる人であれば、初級者の域をすぐに脱せられます。
初級者は自発的に、かつ自律的に勉強を継続させるなんてできるわけがありません。
自発的、かつ自律的に勉強ができるのは、東京大学・京都大学などの難関大学の学生・卒業生くらいのものです(あとは一部の英語学習マニア)。
でも、9割以上の普通の人たちはそうではありません。
きれいじゃない現実2…フィリピン留学・セブ島留学している人たちでも自主的に予習・復習をする割合は10から20%
「マンツーマンレッスンを充実させるために予習・復習は必ずしましょう」という「きれいな正論」、言い換えると「根性論」を語っても無意味です。
毎日英語を使用する必要がある英語圏の国に留学していたり、暮らしていたりする人たちでも、まともに英語学習に取り組んでいる人は少ないです。
もう認めましょう
「人間は怠惰」という現実を。
そして「きれいな正論」を語るだけではいつまで経っても予習・復習をちゃんとする人の割合は増えないという現実の問題も直視しましょう。
以上の「きれいじゃない2つの現実」を前提にして、つまり「人間は怠惰」という現実に基づいて、語学学校サウスピークではフィリピン留学業界の常識に真っ向から反する学習カリキュラムを作成しました。
4.本当に英語力が伸びるフィリピン(セブ島留学)と語学学校とは?
このように従来のフィリピン留学・語学学校では、英語力を伸ばすことができないのです。
そこでサウスピークでは、従来のフィリピン留学の常識を真っ向から否定し、本当に生徒の方々の英語力を伸ばすために次の施策を導入しました。
語学学校サウスピークで実現した2つのこと
サウスピークで実現したこと1…英単語・英文法、瞬間英作文やフォニックス発音教本をフィリピンに来てからも学べるようにしました
サウスピークが導入した施策はフィリピン留学・セブ島留学の常識を真っ向から否定するものです。
実施した施策とは「通常フィリピン留学・セブ島留学ではマンツーマンレッスンが6時間から8時間行われているが、そのマンツーマンレッスンの時間を2時間から3時間に減らした。
つまり、マンツーマンレッスンの時間を半分以下に減らす」ということです。
サウスピークでは、マンツーマンレッスンの時間を大幅に減らして、その減らした分の時間を「義務予習」の時間にしています。
サウスピークでは自習時間のことを「マンツーマンレッスンを有意義に使うたに、)義務として行わなければならない予習の時間」と定義しています。
この「義務予習」の時間には決められた時間・場所で自習しなければなりません。
また、予習学習の進め方を学習マニュアルにまとめているため、そのマニュアルに沿って勉強をしてもらいます。
もし、この義務予習を行なっていない場合には罰則があります。
サウスピークでは「怠惰な人間」でも必ず自習をするように、自習時間を義務化しました。
この自習時間を使うことで「フィリピンに留学してからも英単語、英文法、発音矯正、初級英会話を学べる」ようになりました。
具体的には、語学学校サウスピークでは下記の学習サイクルに沿って、英語学習を行うことが可能です。

初級者は3ヶ月で15~20冊の英語参考書を終わらせます。
初級者が英語を最初から学び直せるように、3ヶ月の語学留学で15~20冊の英語参考書を使用します。
「英単語、英文法、発音矯正、初級英会話」に関してバランス良く学びます。
これら参考書はフィリピン・セブ島では販売されていないので、日本から持参してもらいます。
サウスピークで実現したこと2…サウスピークでは自習する生徒の割合は100%になりました

サウスピークでは生徒全員が予習・復習を行った上でマンツーマンレッスンを受けることで、英語力を確実に向上させます。
「マンツーマンレッスンは1日6時間から8時間を行う」という英語力を満足に伸ばせないフィリピン留学の標準カリキュラムを否定した上で、「人間は怠惰」という現実を直視し、その現実から逃げることなく学習カリキュラムをゼロから再構築しました。
英語学習法において「もっとちゃんと勉強しよう」という「きれいな正論」を語っても、それを実現できる人が100人の内に10人もいないのであれば、その正論は無意味です。
それではいつまで経っても英語ができる人は増えません。
「義務予習」のような強制力が無くても英語を習得できる人は偉大ですが、それほか他の普通の人に押し付けるのは無理があります。
普通の人には「勉強を続けられる仕組み」が必要です。
サウスピークが考えた普通の人でも勉強を続けられる仕組み、それが「義務予習」の時間です。
フィリピン留学を検討している英語学習者の方は、このページで紹介したような「きれいな正論」に振り回されず「怠惰な自分」でも英語学習を続けられる仕組みを作ることをおすすめします。

第2言語習得論(SLA)と反転授業
サウスピーク創業当初はこの仕組は注目されていませんでしたが、現在英語教育で第2言語習得論(SLA)が注目される中で、この「義務予習の仕組み」が注目されるようになりました。
この「義務予習の仕組み」は「反転授業」と呼ばれるものです。
先程紹介したサウスピークのレッスンの進め方イラストは「反転授業」をイラスト化したものです。

「反転授業」は「落ちこぼれを出さない」「上級者は自分でどんどんと先に進んでいける」という、初級者と上級者の双方に利点がある仕組みです。
潜在能力を活かせていないフィリピン留学
この記事冒頭で書いたように、ずっと右肩上がりで伸び続けていた日本人の留学者数が35,000人から増えなくなっています。
現在は増加は止まり、横ばいになっています。
この伸び悩みの原因は、生徒の英語力を伸ばせない語学学校が多すぎるためです。
その2大原因はこの記事の中で言及した「海賊版教材」「長時間マンツーマンレッスン」です。
フィリピン留学自体は日本人の英語力を短期間に劇的に伸ばせる潜在能力があるのですが、その潜在能力を活かせていない語学学校が現状多すぎます。
このままでは本来の可能性を発揮できないまま萎んでしまうフィリピン留学を残念に思って、この記事を執筆しました。
この記事を読んだ皆さんはフィリピン留学を失敗させないようにしてください。
5.本気のフィリピン(セブ島)留学で英語力はどれくらい上がるのか?
本気留学サウスピークでは、これまでに大きく分けて2つの実績を達成しました。
1つずつ紹介します。
サウスピークの実績1.日本人が経営する語学学校で、初めて反転授業を導入(2013年)
自習を重要視して、レッスンの時間に学んだことをアウトプットする、反転授業の方式をはじめて採用しました。
これは日本とフィリピンにあるすべての語学学校を含めて、サウスピークが最初の導入校です。
この反転授業を採用することで、生徒一人ひとりに合わせた英語学習を提供でき、個人が目標としている英語力まで短期間で到達できます。
サウスピークの実績2.生徒のTOEIC LR試験の点数が、3ヶ月で「平均」226点伸びることを確認(2017年)
2017年、サウスピーク在学中にTOEIC LR試験を受験した、全281名の生徒の試験結果から算出しました。
サウスピークは留学業界で唯一、全生徒のTOEICスコアを公開している語学学校です。
この記事の冒頭でも述べた通り、サウスピークはTOEIC対策の学校ではありません。
私たちが提供している学習カリキュラムに沿って学習を進めていくことにより、英語の4技能である「聞く・話す・読む・書く」のすべてをまんべんなく向上させられるのです。
また、TOEICスコアの向上はその副産物に過ぎません。
私たちが目標としていることは「生きた英語を実際に使える日本人」を排出し、世界中のさまざまなフィールドで活躍してもらうことにあります。
私たちには、そのミッションを達成できるだけの力と自信があり、生徒の皆さまに満足していただける留学を提供できることを確信しています。
サウスピークでの留学を経て、英語が圧倒的にできる日本人が増え、英語を使って仕事・学問を行う日本人が周りの人たちに影響を与えれば、日本は今よりもっと面白い国になるでしょう。
サウスピークがいままで排出してきた生徒に関しては、サウスピーク・レジェンドのページをご覧ください。

6.まとめ
フィリピン(セブ島)留学を成功させるためには、目的に合わせて語学学校を選ぶことが大切です。
異文化体験やレジャーを重視するなら、そういった点をアピールしている語学学校を選びましょう。
しかし、本気でフィリピン(セブ島)留学によって英語力を伸ばしたいと思うなら、サウスピークを選ぶことを強くおすすめします。
ぜひ、短期間で英語力を高め、それをTOEICなどのスコアで形にし、就職活動やキャリアの武器にしてください。
さらに語学学校サウスピークについて知りたい方へ
フィリピン留学業界のみならず、日本にある語学学校と比べても圧倒的な成果を納めている語学学校サウスピーク。
短期間で英語力を劇的に伸ばすことができるサウスピークでは3ヶ月でTOEIC LR試験の平均点が200点以上向上し、マンツーマンレッスンで英会話が出来るようになります。
このサウスピークの学習カリキュラムの特徴を下記にまとめました。それぞれ興味のある箇所から読み進めてください。
サウスピークで英語力が伸びる背景 5つの特徴
【特徴1-1】日本で販売されている質の高い英語参考書を教材として使えます。
【特徴1-2】フィリピン留学海賊版教材問題 ~韓国人向けの白黒コピーの残念教材で勉強しなければならない~
【特徴2-1】反転授業の導入。英語力を最短で伸ばせる第2言語習得論(SLA)に基づく学習カリキュラム
【特徴2-2】フィリピン留学で人気の「長時間のマンツーマンレッスン」では英語力が伸びない理由
【特徴3】フィリピン人英語講師で上位10%の学力を持つ講師達
【特徴4】平均10時間の学習時間、徹底的に英語学習が出来る環境
【特徴5】留学前から勉強を開始出来る事前学習面談を実施しています。
事例別 フィリピン留学・セブ島留学 理想的な留学例
※6つの成功事例では全ての事例を読む必要はありません。
自分自身が関心のある事例だけを読み進めてください。
漫画で分かるサウスピーク 全5話
※上記の画像をクリックすると第1話が読めます。
(第1話)セブ島英語留学に行ってみた 第1話
(第2話)セブ島英語留学に行ってみた 第2話
(第3話)セブ島英語留学に行ってみた 第3話
(第4話)セブ島英語留学に行ってみた 第4話
(第5話)セブ島英語留学に行ってみた 第5話
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