交換留学を目指す方、海外大学院に入学を目指す方であれば誰もが経験する「TOEFL 試験」。
このTOEFL試験は、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4技能を測る試験であり、難易度が非常に高いという情報はよく耳にすることでしょう。
TOEFL試験はTOEIC試験とは大きく異なり、試験でコンピューターを使用したり「人文・歴史・科学」などの学術的な内容が取り入れられています。
そもそもTOEICとTOEFLでは、活用できる場面が異なります。
TOEICの場合は就職活動で企業側が、希望者の英語力を測るために活用しており、高得点を目指して英語学習する方が多いでしょう。
TOEFLの場合、交換留学をするための必要点数が各大学で設けられており、この試験を攻略する必要があります。
そのため、TOEFL試験は万全な準備や、対策が必要と言えます。
英語学習者の方の中には、やる気はあるがTOEFL試験対策として何をすればよいかわからない方、数ある教材の中から最適なものを選ぶことが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、TOEFLの点数を向上させるために具体的に使用するべき「教材」「学習方法」を紹介していきます。
サウスピークでは、3ヶ月でTOEICのスコアを平均226点伸ばすことができることが証明されています。
さらに、サウスピークではTOEFLコースを用意しており、現時点で106点を獲得した生徒もいます。
(106点というと、)アメリカのトップクラスの大学・大学院が100点~110点と言われていますので、かなりの高得点を獲得することに成功しています。
このような成果をもつ私たちが、みなさんの学習に非常に役立つ教材と学習方法を紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
オンラインTOEFLコースについて
現在、サウスピークでは、短期間でTOEFLスコアを劇的に高める「オンラインTOEFLコース」を開講しています。
サウスピークは元々、「3ヶ月でTOEFL80点」という具体的な目標を設定したTOEFLコースを運営し、生徒の成績を公開している唯一の語学学校です。
「日本でも同じ講師とカリキュラムで学びたい」という要望を受けて、このたびオンラインTOEFLコースを開設しました。
まずは下記のボタンから、詳細をご確認ください。
TOEFL試験とは? TOEFL試験の概要を解説!
TOEFL試験とはどのような試験なのでしょうか?
まずはTOEIC試験などと異なる特徴を紹介します。
- 試験はコンピューターで行われる
- 全セクションでメモをとることが可能
- 同時に複数の技能を測定する問題(リーディングとリスニング音源を聞いて答えるなど)が出題される
大きな特徴として、コンピューターを使用しての試験であることが挙げられます。
特にライティングの試験では英語でのタイピングになるため、日頃からの練習が必要です。
「TOEFL iBT試験」や「IELTS試験」は「TOEICの比ではないほど難しい試験」です。
しかし、準備・対策をしっかり行えば必ず結果はついてきます。
TOEFL試験に向けた対策をしっかり行い、試験に臨むようにしましょう。
TOEFL試験に向けた学習スケジュール
初めに、TOEFL試験を攻略する学習スケジュールから把握しましょう。
TOEFL試験の対策学習は一筋縄では行きません。
ご自身の生活スケジュールと照らし合わせながら、計画的な目標を立てることをおすすめします。
- 単語学習で語彙力を強化
- 公式問題集を解いて実力の確認
- 結果を踏まえ、苦手な文法事項の再確認
- スピーキング対策のための発音学習
この4つを重点的に学習を進めていきましょう。
特に1つ目の単語学習は早急に取り組むことをおすすめします。
なぜなら、TOEFLではTOEICとは違い「学術的な内容」を取り扱うことが多く、単語を知っていないと全く文章を理解することができないからです。
また、文部科学省発表の数値では、高校卒業までに学ぶ英語の単語数はおよそ3,000語であり、そのレベルの語彙力だと、TOEICで獲得できる点数は400点台だと言われています。
TOEIC 600点で約5,000語、TOEIC 700点で8,000語前後などと諸説ありますが、TOEFLで必要な単語は8,000~10,000語とも言われています。
つまりTOEIC600点で始めた人は5,000単語近くの単語を新たに学習する必要があります。
そのため、単語学習を重点的に行い、語彙を増やす必要があります。
また、現在の実力を把握することは学習の計画・目標を立てるのに有効です。
まずは実際の試験と同じ時間配分で公式問題集を解いてみると良いでしょう。
英語の発音学習はどの分野にも非常に有効な学習です。
なぜなら、英語の発音を学び、音の構造理解をすることは、スピーキング力はもちろんのこと、リスニングでも高得点を獲得する鍵となるからです。
英語の発音学習も重点的に行なっていくことで英語力をバランスよく向上させるように意識しましょう。
サウスピークでは、LINE公式アカウントで役立つ内容をを定期的に発信し、お得な特典を配信しております。ぜひご登録ください。

TOEFL試験 単語学習方法と教材
前述の通り、TOEFL試験では「人文・歴史・科学」などの学術的な内容が多く、覚えている単語の量でスコアも大きく変動します。
そのため、TOEFL専用の単語帳を購入し暗記する必要があります。
単語学習でオススメの教材は「下記の2冊です」。
2冊目 :『TOEFLテスト英単語3800』
1冊目の単語帳は、英単語の語源を理解するための教材です。
そして、2冊目がTOEFL専用の単語帳となっています。
TOEFLの単語学習は覚える量が非常に多く、TOEIC試験などの比ではありません。
そこで、効率よく英単語を覚えるために、1冊目の教材で英単語の語源をしっかり理解する。
2冊目のTOEFL単語を効率よく暗記することを可能にすることを心がけましょう。
語源を使って暗記するとは?
語源暗記法とは一言で言うと「漢字のように英単語を暗記する方法」です。私達が漢字を覚える際には偏(へん)と旁(つくり)といった部首を意識して覚えました。これと同じ方法を英単語を学習する際にも行うのが語源暗記法です。
(引用元:【英単語】語源暗記法のすすめ)
たとえばexport「輸出する」という単語は、
export = ex(外へ)+port(運ぶという意味を持つ)⇒輸出する
という語源を持っています。
(参考:【英単語】語源暗記法のすすめ)
ex(外へ)という語源さえ覚えていれば、exit(“外へ”行く→「出口」)、exterminate(境界の”外に”出す→「絶滅させる」)など、複数の単語を容易に覚えることができます。
このように語源を理解することでその単語をより深く知ることができますし、パターンが見えてきます。
また、この教材はイラストも付いていますのでイメージをより深めることができるでしょう。
TOEFL試験 専用の単語帳
『語源とイラストで一気に覚える英単語』での語源学習を終えたら、TOEFL iBT試験用の単語帳を使って学習を行いましょう。
『TOEFLテスト英単語3800』を使用することをオススメします。
なぜなら、TOEFL試験でよく問われる学術的な内容に合わせた単語帳のため、実際に試験で出題される確率が高いからです。
最低でもランク2、できればランク3までは覚えるようにしましょう。
(TOEFL iBTで100点以上の点数を目指す方は、ランク4まで覚えるのが良いです。)
TOEFL試験で覚えておく必要のある単語量は膨大なものです。
単語帳を一周することが学習の目標ではありません。
なんども計画的に単語帳をこなしていくことで、英単語は頭に入ってきます。
時間がない方でも、単語学習は毎日継続することを心がけましょう。
より詳しい単語学習の戦略についてはこちらの記事を参考にしてください。

TOEFL試験の文法(リーディング) 学習法と教材
リーディング分野では、いかに「苦手な文法事項を減らしておくか」が重要になります。
逆に言えば、高校英文法までを正確に理解できていれば、まず問題ありません。
もし、英文法に自信がない方は「1億人の英文法」を利用しながら学習することをオススメします。
こちらの教材はどのレベルの方でもわかるように、英文法を詳しく解説しています。
ページ数が多いので全て熟読するのではなく、曖昧な英文法の箇所を読み、徹底的に理解するようにしていきましょう。
英文法の学習は上記の教材を使用すれば問題ないでしょう。
では、試験の内容はどのように対策するのがよいのでしょうか?
結論から述べると、公式問題集を解いてパターンを理解することをオススメします。
TOEFLのリーディング試験は大きく5つの設問に分けることができます。
- 語彙問題
- 該当箇所に適切な回答をする穴埋め問題
- パラフレーズ(言い換え)問題
- 英文の要約問題
- 表から読み取り適切な回答を選択する 穴埋め問題
これらの問題は、主に英文から適切に情報を読み取ることができているかを確認しています。
こちらの教材を使用し、設問に取り組んでいきましょう。
その際に曖昧な英文法は「1億人の英文法」を使用して解消していくことを心がけてください。
また、問題集に出てくる英文の「精読・音読」を繰り返すことで英語を読み解く力を飛躍的に向上させることができます。
精読・音読学習についてはこちらを参考にしてください。
TOEFL iBT試験で80点を目指すリスニング・リーディング勉強法 ~学習法編~

TOEFL試験のスピーキング 学習法と教材
TOEFLのスピーキング試験ではパソコンに向かって英語を話す内容となっており、対人で話すより多少難易度が高いかもしれません。
まずは、相手に正しく聴き取ってもらうためにも英語の発音学習を始めましょう。
こちらの教材にあるリスニング音源をしっかり聞き込み、正しい英語の音の作り方を学ぶことをオススメします。
正しい発音を学ぶことで、リスニングでも同じ音を聞き取れるようになることでしょう。
そのため、発音学習は全ての試験に有効です。
スピーキング試験では、リスニング力も試されるためぜひ学習しておきましょう。
TOEFLスピーキング試験の概要を見ていくと、Independentタスク(独立問題)とIntegratedタスク(統合問題)の2種類で構成されていることが分かります。
スピーキング試験では質問に対する答えを15秒で考えた後に、自分の意見を45秒以内にまとめてスピーキングする必要があります。
瞬時に問題を理解して考えをまとめなければならないので、英語の瞬発力や作話能力が求められると言っても良いでしょう。
Integratedタスクはスピーキング能力だけではなく、同時にリーディング力とリスニング力も求められます。
20〜30秒の準備時間で、リーディングとリスニング内容に対応した1分間のスピーキングをする必要があるので、一般的にIndependentタスクよりも難易度が高いです。
つまり限られた時間の中で、論理的かつ簡潔に英語を話さなければなりません。
これは、英語学習に慣れた上級者の方でも非常に難しいことでしょう。
スピーキング試験の対策法は、「英会話の何度もこなす」のではなく「時間制限を設けながら論理的に英語を話す」練習が必要です。
つまり、日本にいる方であればオンライン英会話でTOEFL対策講座などを利用してネイティブに自分の意見を伝えてフィードバックをもらうことが一番効率の良い学習方法です。
まとまった時間を確保できる方であれば、語学学校で実際に対面で話す訓練をすることでより実践に近い形でスピーキング対策をすることができるでしょう。
サウスピークでもTOEFLスピーキング試験対策レッスンを行なっています。より実戦に近い形式で論理的に話す力を身に付けることが可能です。

TOEFL試験のリスニング 学習法と教材
ここからはリスニング試験対策についてです。
リスニング試験は、英語の音を正しく聴き取る力がなければ一瞬で終わってしまうと言っても過言ではありません。
スピーキング試験の対策でも紹介しましたが、まずは英語の正しい音を理解することが非常に重要です。
先ほど紹介した教材に続いて、こちらの発音教材も使用するとより英語の発音への理解を深めることができるでしょう。
「<フォニックス>できれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本 」
学習方法としては、公式問題集のリスニングの文章を正しく理解しながら音読をすると良いです。
文章を正しく音読することで、音の繋がり・発音・強弱などの違いを体感することができるため「ただ音源を聴くだけ」の学習よりはるかに効率が良いです。
また、実際の試験の問題を活用するので問題文の内容も正確に理解しておくことで学習効率をあげることができるでしょう。
スピーキング試験対策の教材としてはこちらをおすすめします。
こちらの教材では、リスニング試験は「ただ聴くだけでなく、どこでメモを取るか」が非常に重要であるかが解説されています。
リスニング試験で重要になるのは「自分で取ったメモ」です。
全てを聞き取れればもちろん良いですが、試験の難易度も高いため、正答率を高めるためのメモの取り方をこの教材で学ぶことをオススメします。
より詳しい学習方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
TOEFLで高得点をとるためにおすすめの勉強方法・教材・単語帳とは?
TOEFL試験のライティング 学習法と教材
TOEFLのライティングパートは、Integratedタスク(統合問題)とIndependentタスク(独立問題)の2種類で構成されています。
Integratedタスクはライティング能力だけではなく、同時にリーディング力とリスニング力も求められます。
学術的な内容のリーディングを3分間多ない、その後リスニングが2分行われます。
続く20分間で、リーディングとリスニングで得た情報を総合する形で150-225wordsほどの要約をするのがIntegratedのタスクです。
Independentタスクでは、自分の意見を言語化する力が試されています。
設問に対して、「賛成」か「反対」かなどの意見を問われることもあります。
まずは、設問のパターンや重要な回答の方法を学ぶ必要があります。
こちらの教材では、ライティングの回答を用意するにあたり、必要な論理マップなどを図を用いて解説しています。
また適切な解答例と不適切なものを紹介しているので、それらを参考に回答の書き方を学ぶことが可能です。
ぜひ、こちらの教材を参考にライティング対策をすることをオススメします。
また注意点として、ライティング試験はパソコンを使用して回答する必要があります。
つまり、英語でのタイピングに慣れているかも試されるのです。
そのため、日頃から英文をパソコンで書いていない方は積極的いトレーニングを行う必要があります。
また、添削してくれるネイティブ講師などが必要になるため、一番対策がしづらいセクションでもあります。
そのため、先ほど紹介した教材を使用して適切な回答と、不適切な回答の違いを意識しながら覚えるようにしていきましょう。
ライティング対策については詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。

TOEFL試験対策なら サウスピークへ!
ここまで、おすすめの教材や学習方法を紹介してきました。
この記事を読んで、使用するべき教材や学習方法を理解いただけたことでしょう。
しかし、日本で英語学習に取り組みながら、日々の生活を送るのは非常に困難なものです。
日本では学習の妨げとなる娯楽が多く、学習に取り組みたいと考えている方も、自分を律するのはなかなか難しいかもしれません。
そこでサウスピークは、集中的にTOEFL試験対策を行いたい方のために(英語学習に取り組みたい方のために)「TOEFLコース」を開講しています。
- 日本人が、3ヶ月でTOEIC600点からTOEFL80点まで伸ばすための「戦略的なカリキュラム」
- 勉強だけに集中できる本気留学の環境
日本人が、3ヶ月でTOEIC600点からTOEFL80点まで伸ばすための「戦略的なカリキュラム」
皆さんの学習の悩みを解決するために日本人に最適なカリキュラム・自社教材を用意しています。
サウスピークは「大量のインプット・少量のアウトプット」をカリキュラムの基本方針としています。
そのため、「インプット7:アウトプット3」を基本に時間割を構成しています。
インプットの時間をたくさん確保することで、効率よく英語学習を進めることを可能にしました。
また、TOEFLで取り扱われる約50の分野を多く触れることが可能です。
サウスピークのTOEFLコースでは、1週間あたり2つか3つの学術トピックに基づく授業構成を取ることで、3ヶ月で全学術科目の約60%、6ヶ月で約90%網羅できる内容となっています。
とりあえず、たくさん勉強をするのではなく、第二言語習得論に基づいた学習を行うことを心がけたカリキュラムがサウスピークのTOEFL講座では用意されています。
勉強だけに集中できる本気留学の環境
サウスピークでは、日本の生活とは大きく異なり、1日約「10時間」の学習時間を確報することが可能です。
フィリピン人スタッフが食事・掃除・洗濯など全てを行うことで、みなさんの学習をサポートしています。
このようにフィリピン留学を行うことで、短期間に集中して学習をすることが可能です。
その結果、サウスピークのTOEFLコースでは多くの生徒が現在もスコアを大きく伸ばしています。
日本で学習を継続させることが難しいと感じる方、TOEFL対策として学術的な内容を深く学びたい方は、ぜひサウスピークのTOEFLコースをご検討くださいませ。

まとめ
ここまで、TOEFL試験の各セクションごとの対策となる学習方法と教材を紹介しました。
もう一度お伝えしますが、記事の冒頭でもお伝えしましたが、TOEFL試験は「TOEFL iBT試験」や「IELTS試験」は「TOEICの比ではないほど難しい試験」です。
その理由は、やはり普段の英語学習とは違い、学術的な内容が多く取り込まれていることが挙げられます。
そのため、まずは
- 学術的な内容が出題されることを意識した「単語学習」
- 苦手・曖昧な文法事項の克服
- 英語の発音学習・英語の精読
- 音読学習
に取り組むことを意識しましょう。
もし、日本での英語学習を継続させること、学術的内容を網羅することに不安がある方は、サウスピークのTOEFLコースを活用していただければ幸いです。
また以下の記事では、フィリピン留学のメリットや失敗パターンについて詳しく紹介しています。
せっかく留学するからには、有意義なものにしたいですよね?
フィリピン留学を成功させて圧倒的に英語力を伸ばしたい方は、ぜひ一度ご覧ください。