オーストラリアで2年のワーホリ生活を終えた後に、7週間のセブ留学を決めたRieさん。
現地で生活していたときには、さまざまな国籍の人たちに囲まれていたため、スピーキングをする機会が豊富にありました。
今回の留学では、留学開始時のTOEICの点数から260点向上させています。
オーストラリアでの長期生活を終えた後にもかかわらず、なぜサウスピークにて留学して英語力を高めようと思ったのでしょうか。
ワーホリを終えた後や渡航地から日本帰国前にさらなる英語力を向上させたいと思っている方は、ぜひ最後までご一読ください。
【この記事のポイント】
・バギオ留学とサウスピークの違い
・オーストラリアでの生活
・NZワーホリ前に基礎的知識と発音を底上げ
・将来は地元大阪で外国人に人気のホテルを立ち上げるのが夢
【プロフィール】
- 名前:Rieさん
- 年齢:30歳
- 期間:7週間
- 開始時の英語力:TOEIC400→660点
フィリピン・バギオ留学、オーストラリア2年間のワーホリを経てサウスピークへ
――最初に、簡単に自己紹介をお願いします。
22歳のときから日本の書店で5年間働き、その後1年間はレストランで働きながらワーホリの準備をしていました。
27歳のときにバギオの他の語学学校に3ヶ月通った後、2年間オーストラリアでワーホリをしており、次はニュージーランドへのワーホリを考えているところです。
また海外旅行が好きで東南アジアやヨーロッパなど10ヵ国以上は行きました。
ただ旅行をしていく中で、段々と実際に長期的に海外に住みたいと思うようになっていきました。
そして具体的に考えたときにワーホリなら1年以上滞在できると知り、英語圏に住むからには生活の上で英語が必要になると思ったので勉強しようと思いました。
――最初に数ある選択肢の中から、フィリピンのバギオに行こうと思ったきっかけはなんですか?
1つ目はオーストラリアに比べて圧倒的に費用が安かったことです。
2つ目はバギオは涼しくて過ごしやすいことと、セブに比べて娯楽が少ないイメージがあったので、勉強に集中できると思い選びました。
また日本人が少ないところを選びたかったので、韓国資本の学校を選びました。
そのため日本語を使わないで過ごさなければならなかったので、スピーキングは伸びたと思います。
ただカリキュラムを自由に生徒自身が組む仕組みだったので、3ヶ月の間に段々と飽きてしまいました。
――2年間のワーホリを終えた後に、なぜバギオとは全く異なるセブの日本人経営であるサウスピークを選んだのですか?
厳しい環境に自分をおけばおくほど伸びるということをオーストラリアでの経験上知っていたので、厳しいことで有名なサウスピークを選びました。
また日本の教材を使用できるという点も大きな理由のひとつです。
バギオでは現地の英語教材を使用していたのですが、名詞や形容詞が英語でわからない状態で英語で学んでも理解できなかったので、基礎からしっかり学ぶには、まずは日本語でしっかり勉強したほうが効率的だと思いました。
――バギオでもセブでも勉強に集中しやすい環境を追い求めているようですが、サウスピークでの勉強環境はいかがでしたか?
ここはTOEICのスコアによってレベルが分かれていることと、それがほかの生徒にも一目瞭然であるため、プレッシャーを感じる雰囲気があったと思います。
またバギオでの留学や2年間のワーホリを経てから、こちらで最初にTOEICを受けたときには400点でした。
そのように数値化されることで今までの努力に関係なく、純粋な英語力によって評価が下されることにも厳しく感じました。
ワーホリではスピーキングは伸びたが、インプットの機会は少なかった
最初に滞在していたメルボルンで1ヶ月語学学校に通ったので、そこで出会った生徒たちと話す機会は多かったです。
また私が働いていたタスマニアのファームには多国籍の人たちが集まっていたので、英語を話す機会はありました。
ただ私は日本人の友だちも多く、そういったコミュニティを中心に暮らしていたこと、また仕事のときも英語を使う必要がなかったので、そこまで多くはありませんでした。
――オーストラリアではどこの都市に滞在していたのですか?
私は頻繁に移動していたのですが、最初にメルボルンに一ヶ月、次にタスマニアに移り半年、その後シドニーなどを周遊した後に一度帰国しました。
その後再びタスマニアに戻り半年、その後クイーンズランドに数ヶ月滞在しています。
また2年間滞在するために、タスマニアのファームで働きセカンドを取得しました。
そのファームには大きな寮があり、多国籍の100人以上住んでいました。
国籍は台湾、韓国、香港、コロンビア人などが住んでいました。
――なるほど。周遊はいかがでしたか?
あらゆる都市を友達の車に乗せてもらいながら周っていました。
周遊しながら各街で仕事を探して、見つからなければ次に移動という生活を送っていました。
――ワーホリにこれから行く人への具体的なアドバイスはなにかありますか?
語学力を上げげたいのなら、日本人とばかりつるまないほうが良いと思います。
ただ海外生活ではストレスも溜まりやすいので、そういったコミュニティに頼るのも時には必要かと思います。
サウスピークでは基礎知識のインプットと発音矯正を軸にした
――7週間のサウスピークでの留学生活を振り返った感想を聞かせてください。
授業を受けていて印象的だったのは、カリキュラムが洗練されており、講師がどのように授業を進行すればよいかを把握していた点です。
連携がすごく取れているなと思いました。
そのため、説明がはっきり分かりやすかったので深く理解できました。
また生徒が日本人だけなので日本人特有の弱みを知っていることにも彼女らの特徴だと思います。
――TOEICのスコアは実際にどれだけ伸びたんですか?
開始時の400点から660点まで上がりました。
オーストラリアの中で英語環境に囲まれたバックグランドがあったからこそ、サウスピークでのインプットが充実したと思います。
――多国籍環境から日本人生徒のみを受け入れているサウスピークへと環境が変わり、必然的にアウトプットの機会は減ったと思いますが、不安はありませんでしたか?
インプットがないと喋れないというのが長期海外生活の経験からわかっているので、セブではインプットに重視したかったから問題ありませんでした
アウトプットは次回ニュージーランドに行った後に伸ばせる思っていますので。
――サウスピーク留学期間中に意識されていたことはありますか?
自分のスコアのレベルを上げてそれによってモチベーションを上げることと、発音矯正で正しい発音を身につけることです。
発音に関していうと、実際に現地で自分の英語が伝わらなかったり、アクセントが強い人は理解されにくいということが起こっていたので、誰にでも通じるような発音を身につける重要さを意識していました。
――スコアが実際に伸びたということですが、ご自身の体感でも英語は伸びていると思いますか?
英作文能力と長文読解能力が特に上がったと思います。
――将来の目標はありますか?
地元が大阪にあるので日本人だけでなく外国人も遊びに来たいと思えるホテルを経営したいと考えています。
友人や家族も協力してくれるかもしれないので、大阪のホテルの数がどんどん増えているこのタイミングでできたらいいなと考えています。
――ワーホリを検討しているサウスピークの生徒たちになにかメッセージはありますか?
アウトプット無しでインプットだけしかしない状態では、最初はスムーズに話すことは難しいと思います。
それでも毎日10時間以上サウスピークで勉強することで基礎知識を身につけていけば、あとは慣れと練習で必ず喋れるようになります。
そのため今ここでTOEICの勉強をしていても、実際に英語環境に飛び込んだときにそれは必ず次に繋がるということを伝えたいです。