
プランテーションベイ内にあるビーチ
日本人がセブ島と聞いて想像するビーチは、このようなビーチではないでしょうか?
インスタ映えを狙うには丁度いい景色がたくさんあります。

海水ラグーンからの景色
セブ島に来たのであれば、リゾート観光をしたい。でも、そんなにお金に余裕がない。そういう方にはプランテーションベイのデイユース(日帰り観光)がお勧めです。
この記事ではセブ島に語学留学中の留学生向けに、プランテーションベイ観光に必要な情報をまとめています。
プランテーションベイ・デイユース(日帰り観光)の魅力
魅力1…日本人が想像する"正しいセブ島観光"が出来ます。美しい写真も撮り放題です。
魅力2…2,500ペソ(約5,000円)で日本では体験できない、南国リゾートならではの数多くのアクティビティーを体験できます。
魅力3…セブ市からアクセスが良く、半日~1日で十分に観光が出来ます。
【この記事の目次】
▼アクティビティー一覧
・海水プール ・食事 ・馬車 ←この3つを体験するのがお勧めです!
プランテーションベイ・デイユース(日帰り観光)の基本情報
正式名称…Plantation Bay Resort and Spa(プランテーションベイリゾートアンドスパ) ※日本語はこちら
料金(デイユース)…2,000ペソ(平日)、2,500ペソ(休日)
住所…Marigondon, Mactan Island Cebu, Philippines 6015
電話番号…+ 63 32 505 9800
日本語対応スタッフ…有
観光の難易度…★★☆ 留学に慣れてきた2週目以降に行くのがお勧め
予算…2,500ペソ(約5,000円)
⇒学生と社会人の両方にお勧め。
宿泊の場合の予算は2万円から(社会人向け)
観光に必要な所要時間…1日
アクセス…セブシティーからタクシーで約1時間、マクタン空港からタクシーで約20分
⇒タクシードライバーに"Please go to Plantation Bay."(プランテーションベイに行ってください)と伝えればそれで大丈夫です。ただし、午後5時以降は渋滞に注意が必要です。
タクシー利用時の注意点については本文記事で紹介しています。
申し込み方法…現地に着いてから、チェックイン・カウンターで申し込み可能。事前予約は不要。
治安情報…リゾート内の治安は当然良いです。女性1人でも安心して観光できる
デイユース(日帰り観光)とは?
デイユース(日帰り観光)とは、ホテルに宿泊せず、日帰りで施設を利用することです。そのため、宿泊した場合と比べて格段に料金が安くなります。
料金は通常よりも格安ですが、ホテル内のプライベイトビーチ、プール、レストランやスパを宿泊客と同様に利用出来ます。
フィリピンのセブ島・マクタン島では他の多くのホテルでもデイユースを体験できます。
そして、この記事では「Plantation Bay Resort and Spa」(プランテーションベイリゾートアンドスパ) ※日本語対応していますというホテルのデイユースを紹介します。

プランテーデョンベイの白い砂浜ビーチでインスタ映え写真。一番右ではしゃいでいるのがこの記事の執筆者です
プランテーションベイで体験できるアクティビティー一覧
各アクティビティーのお勧め度を星三段階で表してみました。
デイユース体験でこれだけは絶対に外せないと思えたのは『海水プール』『食事』『馬車』です。この3つは確実に体験することをお勧めします。
プランテーションベイ・デイユース、お勧めの観光スケジュール
プランテーションベイ観光でお勧めの観光スケジュールの1例は下記になります。
プランテーションベイ・デイユース スケジュール一例
午前9時…セブシティー出発
午前10時…プランテーションベイ到着&施設散策開始
正午…昼食
午後1時…各種アクティビティ体験、プール体験
午後3時…馬車乗車
午後4時…デイユース終了
午後5時…セブシティー到着
以下、具体的にお勧めスケジュールの時系列に沿って、体験出来る内容を紹介していきます。
午前9時 出発
セブシティーの中心部から出発します。
プランテーションベイの行き方ですが、まずタクシーを拾いましょう。タクシーが通るときに手を挙げていれば、すぐに捕まえることができます。
タクシーの運転手に"Please go to Plantation Bay."(プランテーションベイに行ってください)と伝えましょう。プランテーションベイはとても有名なリゾートホテルですので、多くのタクシー運転手は知ってます。
また料金メーターが40ペソ(初乗り料金)で稼働しているのかの確認を忘れないでください。

タクシーのメーターのスタートが40ペソになっているか最初に確認します
約1時間ほどで、プランテーションベイに到着します。私達が訪れた際にはタクシー料金は片道376ペソ(約780円)でした。
平日の月曜日だったため、比較的道が空いていました。週末の場合だと渋滞が想定されるので、30分は遅く着くことを想定して出発されることをお勧めします。
ここで注意していただきたいのですが、プランテーションベイの入り口は「ココだ!」と分かる看板や目印はありません。その理由は「看板による誇大広告で客足は稼ぎたくない。ちゃんと下調べをして来たお客さんだけに楽しんでほしいため設置してない」と担当者の方が言っていました。
午前10時15分 チェックイン&プラン説明
プランテーションベイのチェックイン・カウンターを正面から撮影しました。風通りの良い造りです。

正面に見えるのがチェックインカウンターです
入り口を入ってすぐに「CHECK-IN」カウンターがあります。そこで"Day-use plan"と伝えると、すぐにフィリピン人スタッフが対応してくれます。
チェックイン・カウンターで必要な個人情報を記入した後、料金を先払いします。料金は「平日2000ペソ(約4100円)、休日2500ペソ(約5200円)」です。

ゆっくり丁寧な英語でデイユースに関して説明をしてくれるため、理解しやすいです。
支払いが済むと、デイユース利用者だと分かる印を巻かれます。施設利用中、時々スタッフが確認する場合もあるため、最後まで外さずに巻いておきましょう。水につけても破れないので安心して泳げます。
また英語力に全く自信がない方でも大丈夫です。プランテーションベイには日本語を話せるフィリピン人がいるので、日本語で説明を聞くことができます。
私達も日本語対応可能なスタッフから説明を受けました。少しカタコトの日本語ですが、十分に理解できます。

写真で一番左のスタッフが日本語が話せるスタッフのJOELさん
プランテーションベイは東京ドーム約2つ分の広大な敷地を持つため、説明なしではどこに何があるか分からないです。
そのため、地図を使いながら説明を聞くことで、効率的にリゾート施設を楽しむことができます。
午前10時30分 リゾートを満喫開始!
いよいよリゾートを楽しんでいきます! チェックインカウンターを抜けると、いきなりこの最高の景色が現れます。
絵に描いたように美しいビーチに見えますか?
実はここ、ビーチではないんです。海水を引いて作られたラグーンです! この一本の長い白い橋は、ウェディング写真を撮るために使用されることがあるくらい、景色が良くて、プランテーションベイで一番お勧めの場所です。
デイユース利用の方は無料貸し出しのバスタオルが借りれます。
チェックインカウンターを出てすぐ左にある建物内で借りることができます。

この看板が目印です
バスタオルを借りるには、チェックイン時にもらう引換券とパスポートが必要です。1グループにつきパスポート1枚で大丈夫です。もしパスポートがなければ、代わりに1,000ペソをデポジットします。タオル返却時にパスポートも1,000ペソも返ってきます。

人数分しっかり用意されています。
タオルのサイズが気になると思いますが大きくて、体を拭くには十分過ぎるサイズなので、別途タオルを持っていく必要はありません。ですが、汗拭き用のタオルはあったほうが無難です。

バスタオルは十分な大きさです
タオルを借りた場所は、ジム、ビリヤード台などがあります。これもデイユースプランに付いていて無料で使用できます。
ジムを利用したい方はスニーカーも持参しましょう。

一通りの器具は完備しています
そろそろリゾート内を満喫しよう。と思い外に出ると「パカラッパカラッ」と音をたてて、こちらに何か近づいてきます。

馬車に乗ってリゾート内を1周することができます
なんと正体は馬車です! デイユースプランは、乗馬も無料で体験することができます。リゾート内を馬に乗ってゆっくり周ることができます。
※乗馬体験はお昼時~15時まではりようできません。お昼の時間は暑いので、馬も休憩しています。
リゾート内がどのような造りになっているか気になるので、無料で借りれる自転車に乗って先に確認してきます(自転車の利用可能時間は30分です)。

自転車で外周を周ると、10分程で周れます
リゾート内の散策に行きます。先ほどの長い橋を渡ると次に出てくるのがこの美しいビーチです。

白い砂浜とヤシの木がインスタ映え間違いなし!
もちろんこのビーチも本物ではなく人工のビーチですが、砂もサラサラで気持ち良いです。ここでインスタ映えする写真は押さえておきましょう!

もちろんインスタ映え写真を撮ってきました(笑)
さらにこの人工ビーチエリアでは、カヌーとSUP(Stand Up Paddleboard)が楽しめます。デイユースプランに15分の無料体験がついてるので、どちらか一つを選んで体験できます。

僕はSUPを選択しました。意外と難しくなくて楽しかったです

カヌー組も楽しそうです。転覆しないように気を付けてね
正午 ランチ
デイユースプランの料金にランチも含まれているので、別途でお昼ご飯を買うお金は必要ありません。ドリンクも一杯は無料でついてきます!
ランチの場所はリゾートの中央に位置している「KILIMANJARO KAFE」(キリマンジャロカフェ)にて、コース料理を楽しむことができます。前菜・メイン・デザートを各3種類ずつから1つ選べます。
店員さんに「写真撮るからメニュー持って」とお願いすると、こんな満点の笑顔をいただきました!
お通しで最初にチーズスティックが無料でついてきます。真昼間からビールを頂きます。
前菜はサラダとクリームスープと春巻きの3種類です。

お勧めは春巻きです。ピリ辛のソースとの相性バツグン!
続いてメイン料理は、魚の揚げ物とチキングリルとローストチキンです。

お勧めは魚の揚げ物(右)。コレ本当に美味しかったです!
お腹いっぱいで食べきれなくなると、お持ち帰りサービスもできます。ただ外は暑いので食中毒には気を付けてください。

チキンをお持ち帰りしました
最後はデザートです。マンゴーアイスとキャラメルケーキとレモンシャーベットの3つです。

お勧めはレモンシャーベットです。暑い中さっぱりしたレモンの味がたまりません
カメラを向けると、すぐに笑顔いっぱいで微笑んでくれます。心もお腹もいっぱいになって満足したので、次のアクティビティーに向かいます。

こんな完璧な笑顔はどうしたら作れるのっていうくらい最高の笑顔でフィリピン人スタッフがおもてなししてくれます
午後1時 アクティビティー&プール
次に向かったのがアーチェリーとボルダリング体験です。
こちらの体験は午後1時以降に開園するので、午前中には行かないようにしてください。
想像より本格的なアーチェリーです。フィリピン人スタッフの補助があり、射ち方など指導してくれるので、初心者でも安心してできます。

丁寧に教えてくれます
果たして的を射抜くことはできるのか?

約10メートルくらいの距離から矢を放ちます
「バチーーン」最後の一矢はかなりの手応え! まさかのこんなど真ん中を射抜けるとは(笑) アーチェリーはかなり盛り上がります。

自分でもびっくりするくらいの破壊力!
アーチェリー場のすぐ横にボルダリングができるところもあります。これもフィリピン人スタッフのサポートとともに体験することができます。

ヘルメットも命綱もあります
この壁が意外と高くて頂上まで登りきると怖かったです。
デイユースの値段だけでここまで多彩なアクティビティーを楽しめるのは、他のホテルのデイユースプランでもあまりないと思います。
リゾート内はラグーンや人工ビーチだけでなく本物のビーチもあります! しかし地面がゴツゴツしていてあまり泳ぐのに適していません。波音を聞いて潮風を感じるくらいの気持ちで来ることがベターだと思います。

本物のビーチ
ラグーンエリアは真水プールと海水ラグーンなど大きく分けて4つあり、どこも大きくて広いので、人で溢れかえることはまずないと思います。
では、海水ラグーンから入っていきます。

海水ラグーンから見たビーチ
深さも浅いところは足元で、深いところは最大4メートルとさまざまです。

執筆者の肩くらいの深さ(約150センチ)の場所です
飛び込み台のところは約4メートルあります。泳げない方は近づかないようにしましょう(笑)

ここは水深4メートルある場所で看板がある
飛び込み台からジャンプする迫力のある動画です。
セブ島の日中はとても暑いです。泳ぎ疲れたら、休憩はこまめに取るようにしましょう。

200ペソ(約410円)のココナツジュース。これまたインスタ映え!
ビーチとラグーンの景色を楽しむことができますが、水質もやはり気になる点です。GoProでしっかりと確認してきました!!

海水ラグーンの水の中の景色。少し濁っています
海水ラグーンの景色です。少し濁っていて、底の方もニュルっとする箇所がありました。海水ラグーンで泳ぐことはあまりお勧めできないです。景色を楽しむのにはもってこいの場所には変わりありません。
続いて真水プールの景色です。

とても透明です。ちゃんと清掃されていることが分かります
真水プールは見ての通りとても綺麗です。ここなら思いっきり泳いでも気になりません。塩水ではないので髪の毛のべたつきも心配しなくて済みます。泳ぐなら真水プールをお勧めします。

青い空の下でゆっくりプールで過ごす休日は最高です
そしてプール内には、ウォータスライダーもあります。短くて急なコースと長くてゆっくりなコースの2種類あります。僕たちが行ったときは長いコースは利用できなかったため、短いコースを体験してきました。
スタートからの景色はこんな感じです。

想像以上に急なコースです
スライダーのゴール地点の動画です。コース全体の様子はご自身の目で確かめてください!
気になる点はコースの途中で止まったり、コースに苔が生えてたりする点ですが、そこはフィリピンなので目をつぶりましょう(笑)
プールとラグーンで遊びつくして、疲れたからもう一度休憩します。

ビーチチェアはいろんな箇所にありすぐに休憩できます。
こんな最高の場所で休憩することができます。
暑すぎて外にいたくないという方は、最初にタオルを借りた場所で休憩できます。もちろんクーラーも効いています。ここで休憩がてらにビリヤードと卓球を楽しみました。

本格的なビリヤード台が2台設置されています

卓球台も1台設置されています
プランテーションベイのデイユースで使える施設とアクティビティーのほとんどを満喫し、涼しい部屋で休憩した後、最後に馬車に乗りました。

想像よりも大きかったです
近づいてみると、意外と馬が大きくて、まるで競馬に乗ったジョッキーのような感覚でした。

馬上からの景色はこんな感じ。けっこう高いです
プランテーションベイの外周を1周して終了です。

ラグーンの周りを1周大きく散歩します
午後5時 デイユースプラン終了
一日中遊び尽くして、大満足しました! プランテーションベイには数多くのアクティビティーがあるので、一日遊んでも飽きることはありません。
最後に入り口付近にあるお土産店に寄りました。

お土産店の外装。入口のすぐ左手にあります
セブ島らしいお土産もたくさん置いています。しかしショッピングモールに売っている物と比べて少し割り高なので、モールで買うほうがお勧めです。

セブ島に来ました! 感の出るお土産はたくさんあります
もちろんプランテーションベイ限定のお土産や、カバンや帽子などたくさんありました。Tシャツも売っています。「アマゾ……ではなくアメイジング(笑)」シャレを効かせた物も置いています。
お土産も一通り見終えて帰るとき、タクシーをどう捕まえたらいいか悩むと思います。その時は「CHECK-OUT」カウンターで「Please get a Taxi」(タクシーを捕まえてください)と頼めば、スタッフがタクシーを呼んでくれるため、自分たちでタクシーを探す必要はありません。
しかし、僕たちがタクシーを呼んだ時間が午後5時くらいで帰宅ラッシュと時間が被ってしまったため、なかなかタクシーが捕まりませんでした。その際「100ペソ追加で払えばすぐにタクシー呼ぶことができるよ」とスタッフに言われました。お金に余裕があればこのサービスを使ってみてもいいかもしれません。
午後5時を超えて帰宅すると、渋滞に巻き込まれるし、メーターも上がってしまうので、午後4時くらいには帰る準備をしておくほうが無難だと感じました。
午後7時 帰宅
渋滞に巻き込まれてしまい、帰りは2時間弱もかかってしまいましたが、無事セブシティーに到着し、これにてプランテーションベイにおけるデイユースの旅が完結です。
値段以上に楽しむことができる最高のデイユースプラン
最初に言っておきます。間違いなくお値段以上の楽しみをプランテーションベイで味わうことができます!
日本円にして5000円くらいでこんなにも楽しめるとは想像してませんでした。ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンより安くて、こんなにもテンションが上がるスポットはなかなかないと思います。プールで泳げるだけでなくセブ島の海も感じられるし、豊富なアクティビティーも楽しむことができます。
値段的にも学生にお勧めする金額です。
仲のいい生徒やバッチメイトのグループ4人くらいで訪れることをお勧めします。もちろんカップルで来ても、幸せなデートスポットになるでしょう!
最後に、サウスピークの各校舎からプランテーションベイへのタクシー料金をまとめました。
オリジナル校(ウィンランドタワー2)……370ペソ(約770円)
日本語禁止校(JY SQUARE)……350ペソ(約730円)
プレミアム校(A.S FORTUNA ST, BENEDICT COLLEGE)……250ペソ(約520円)
サウスピークの生徒は土曜日か日曜日(義務学習がある方は日曜日のみ)しか来る機会がないですが、貴重な週末をプランテーションベイで過ごしてみてはいかがでしょうか。