この記事ではTOEIC SWのスピーキング対策として活用できる写真描写のグループレッスンについて紹介をします。
Picture Descriptionの主な受講対象者
グループレッスンを受講している全ての生徒 ※週2回?
Picture Descriptionで行うこと
この写真を日本語で描写して見て下さい。「部屋の中で男性がパソコンを使っている」「男性はスーツ、黒縁メガネを着ていて、きっちりした身なりをしている」「男性の背後には監視カメラがあり、パソコンで調べている内容が全て監視されている」といった文章が浮かぶことでしょう。
では、次に3つの文章を英語で表現できるでしょうか。多くの人が日本語で出来たことが、英語では出来ないことに気付くことでしょうか。このように写真を使って普段日常会話で使わない表現を使うトレーニングを行うのが写真描写レッスンです。※この写真描写問題はTOEIC SW試験でも出題されるものです。

サウスピークでの写真描写レッスン
写真描写レッスンの最大の利点は「写真を説明することで、普段使わない表現を使う。そして、表現の幅を増やせる」ことです。
日常会話ではどうしても「使いやすい、自分にとって楽な表現」を使いがちです。一方、写真を使用するとなると、普段はあまり使わない表現を使用する必要が生まれます。そして、普段は使わない表現を使うことで負荷がかかり、表現の幅が広がります。
フィリピン留学にグループレッスンを取り入れることの意味
学習効率の点ではフィリピン留学の主流であるマンツーマンレッスンの方が優れています。それでもグループレッスンを導入している理由が2つあります。
利点1. 他の生徒と比較することで、自分の英会話能力が客観的にどれほどか知れる
利点2. 他の日本人がいる前で英語を話せるようになる
利点1. 他の生徒と比較することで、自分の英会話能力が客観的にどれほどか知れる
フィリピン人講師はマンツーマンレッスンで基本的に優しく、日本人生徒が言おうとしていることを汲み取る能力にも長けています。そのため、マンツーマンレッスンだけだと客観的に、自分の英語力(英会話能力)がどれくらいあるのか分からなくなる傾向が有ります。
自分の英語力が客観的にどれほどか知るために、同程度の英語力の生徒がフィリピン人講師と話しているところを見るのはとても有効です。グループレッスンには「語彙力の不足」や「リスニング能力の不足」に気付く場としての役割があります。
利点2. 他の日本人がいる前で英語を話せるようになる
一般的に、日本人の英語学習者は他の日本人の前で英語を話すことをすごく嫌います。これは間違いを指摘されるのが嫌だからです。日本人の中には、自分は英語が喋れないのに他人の間違いが気になって仕方がない人がかなりの数います。
しかし、英語を話すためには、この躊躇する感情を乗り越えなければいけません。そのためにグループレッスンは有効です。
英語を当たり前に使う環境、つまりグループレッスンで話さざるをえない環境に身を置けば、英語を間違って使うことなんてたいしたことではないことに気づけます。日本人にとって英語は第2言語なのですから、間違えて当然です。
グループレッスンでどんどんと英語を使うことで、英語力を高めて下さい。使えば使うほど、間違えに気付く回数が多いほど、英語力は上達していきます。