名前 : Kojiさん
職業、年齢 : 30代、転職中
留学期間 : 12週間 (2014年6月~8月)
開始時の英語力 : TOEIC550点 ⇒ Level7 (TOEIC700点以上のクラス)にLevel up!
フィリピン留学の経緯
前職はプラントエンジニアでした。この業界では、英語が使えるようになれば海外赴任という道が広がるので、給料が上がります。そのためTOEIC試験の点数も必ず聴かれます。
仕事がとてもヘビーでした。そのため通勤時間や朝早く起きて勉強していたものの、仕事と平行して英語学習できなかったので「えいやっ!」と留学することを決めました。
実はサウスピークに来る直前は他の語学学校に居ました。でも、そこでは日本の参考書が使用されていなかったため、サウスピークで日本語の参考書を使って学習する方が成果が上がりやすいだろうと思い、サウスピークへの転校を決めました。
サウスピークに来る前にはなぜ日本語の参考書を使わないんだろうと思っていました。他の語学学校ではいわゆる海賊版テキストを使用していましたが、海賊版教材には特にメリットは感じませんでした。
12週間の留学生活を振り返って良かった点
1.日本語の英語参考書
サウスピークに転校した理由のひとつですが、サウスピークでは日本で販売されている英語参考書が使えます。以前居た他の語学学校ではいわゆる海賊版テキストを使用していてメリットを感じませんでした。
サウスピークで改めて日本語で販売されている英語参考書を使ってみて、やはり日本の有名英語参考書を使って英語を学んだ方が効率はずっと良いのだなと実感しました。
2.学校周辺の治安の良さ
学校周辺は案外治安も良く、フィリピンではないようでした。近くに警察署もあるおかげでしょうか。サウスピークにはガードマンも居ましたしね。
英語学習しに来ているので、それ以外では何も起きないことが一番です。
また、体調を崩したときに日本語が分かるフィリピン人医師が迅速に来てくれて安心でした。体調が悪いのであれば、無理せずに医者にかかることをお勧めします。
海外旅行保険に加入していればキャッシュレスなので、特に長期滞在の人は、海外旅行保険には忘れずに加入しましょう。
3.発音矯正
今回の留学で得られた最大の成果は「発音を矯正できた」ことでした。
実際に来てみて思いますが、サウスピークは発音矯正の語学学校であり、音読の語学学校です。僕はそれで良かったと思います。
以前は飛行機に乗った際コーヒーを頼んでも発音が悪く通じませんでしたが、今はそういうことは全くありません。講師の話していることも来た当初よりも大分聞き取れるようになりましたし、リスニング力も向上したのだなと感じます。こういうのが、地味ですが発音の成果だと思います。
ちなみに私が経験した他の語学学校と比べて、サウスピークはフィリピン人講師の質が断然高いです。文法の指摘もきちんとやってくれます。入社基準にTOEIC900点以上というフィルターがかかっているからかなと思いました。
やはり発音が良いフィリピン人講師が多かったです。「サウスピークは発音にこだわりがあるのだな」と、フィリピン人講師を接していて思いました。※参考記事 サウスピークが英語発音矯正レッスンで行った2つの革新
音読する環境も良かったです。周りの生徒がたくさん音読していたので、当初持っていた音読へ学習への恥ずかしさや抵抗感が払拭されました。
学習の進捗
勉強時間は平日は平均8時間を越えていました。夜遅くや朝早くから勉強をするというのは体を壊す原因になるので、睡眠時間は確保していました。年齢も30代後半なので、なるべく日本と同じように生活するよう心がけていました。
12週間という中期滞在でしたが、週1,2は体を動かしたりマッサージに通っていました。中長期滞在する人は、このように定期的に体調管理をすることが必要だと思います。
⇒2周目の学習は自分の弱点を潰していく形で進めました。主に講師に指摘してもらった弱点を重点的に復習しました。苦手な発音は3冊の参考書を横断して復習しました。
⇒授業で使用した記事は50回音読しました。本書後半にある長文パート(TOEIC Reading Part7)が難しいと気づき、その長文パートを集中的に授業で扱うようにしました。
本書には難しい単語や分からない単語が多かったので、その分語彙力が上がりました。
グループレッスンで習った内容を ◆英文音読&英作文クラス(Reading&Writing) で英作文で書いたりしたときに、自分の語彙力の向上を実感しました。
今後は日常会話に覚えた単語をもっと活かせればと思います。英文読解に関しては、TOEICの文章が、ビジネス英語の読解力が上がったことを実感しました。
音読に関して、最初はすごく速く読んでいました。しかしフィリピン人講師に指摘してもらってからはゆっくりと読み進めるようにしました。(詳細は学習オリエンテーション資料を確認下さい。)
発音が大事なんだと気づいてからは、気にしすぎなぐらいに発音やイントネーションを気にして音読しました。その結果、自然と音読がメインの英語学習になっていました。
長時間音読していると眠くなるので、立ったり歩きながら音読するのがお勧めです。また、これから来る人にはのど飴を持参することをお勧めします。
英作文の添削に関しては、文章としてそもそもおかしい点についてフィリピン人講師達から指摘されました。また、フィリピン人講師が休み時間にビジネス文書の書き方講座を自主的にやってくれた点も、非常に助かりました。
最後に、私は大学生が来る繁忙期(7月末?9月末、1月末?3月末)を避けて良かったと思いました。繁忙期にはサウスピークにも5人程度の一時雇いのフィリピン人講師がいますが、閑散期はそういったことも有りません。閑散期では常勤のベテラン講師からのみレッスンを受けられます。留学時期の調整が出来る人であれば閑散期の留学をお勧めします。
◆グループレッスン
⇒自分が知らない表現を他人から学べるところが良かったです。特にMotokiさんが居るときは気が抜けませんでした。
パラフレーズ(言い換え練習)のときも、「自分で単語を入れ替え、その上で自ら文章を作成する。そして最後にアウトプットの練習もする」、この学習過程をちゃんと踏襲しないと学んだ表現は身に付かない、ということを意識していました。
このグループレッスンは場合によっては、特にTOEIC試験重視の人達は受けないこともできますが、個人的には受けておいた方が良いと思います。
◆スピーチレッスン
⇒スピーチ内容を暗記するのが辛かったです。ただし、スピーチ原稿を丸暗記するのはとても良いことだと思います。
これから留学する人達へ 一言メッセージ
外国に居るわけですから、体調管理は行った方が良いと思います。特に長期滞在の方は、必ず一度は体壊すと思っておいたほうが無難です。勉強をするには身体が資本です。健康第一。