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フィリピン・セブ島留学体験談

【在校生インタビュー】板前として海外で働くのはアリ?板前として海外就職を目指すAkiraさんに聴いてみた。

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名前 Akiraさん
職業/年齢 30代中盤、板前
留学期間 13週間
開始時の英語力?305点(L195 : R110)→500点(L305 : R195) 195点アップ!

日本で日本食の板前として経験を積まれてきたAkiraさんは、13週間のサウスピーク留学をされています。そんなAkiraさんに、ご自身の目標である海外就職のこと、日本人板前が海外で評価される価値について伺いました。

ーー日本で板前としてキャリアを歩まれてきたAkiraさんですが、サウスピーク卒業後は海外で板前として働かれる予定なんですね。そうお考えになった経緯を教えていただけますか。

日本人で海外の日本食料理屋で板前として仕事をする人は多くはないかもしれませんが、実は海外には日本人板前の求人はたくさんあるんですよ。東南アジアは勿論のこと、アメリカ、イギリス、ギリシャ、スイスといった欧米圏での求人は多いです。そんな状況であることはニュースなどを見て知っていたので、このまま日本で板前として経験を積んでいくのなら、需要のある海外で経験を積みたいと思いました。

日本で板前として仕事をしていこうと思うと、必ず伝統的な縦社会に入る必要があります。誰しもはじめのうちは修行という名目で仕事をするので、安月給で使われ目上の人達に逆らえません。また、板前としての肩書きが欲しいのであれば、老舗の有名料亭で最低3年は経験を積まなければいけません。

日本の板前は年功序列の世界であり、上の役職が空かない限り、実力があっても役職は回ってこないんです。しかも毎日忙しいので、上の人からは手伝い程度の仕事は任せて貰えても、実際に教えてもらえることは少ないです。

私の場合、7年間の板前としてのキャリアの中で、刺身や寿司、天ぷらの調理を担当することができました。しかし、私の後輩達はそれらのどれも担当することができませんでした。中には単なる皿洗いで終わってしまう人もいたくらいです。

それに対して、海外で板前として仕事するとなると、年功序列の風土はありません。ましてや日本人板前は貴重な人的資源なので、重宝されます。素人が寿司アカデミーで少しかじったくらいでもローカル板前の教育係または管理職になれるくらいですからね。

ーー壮絶な年功序列社会ですね・・・。そして海外に出るだけでそこまで事情が違うとなると、「板前としての経験を積むために海外就職」という選択肢は頷けます。

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↑Akiraさんの話を真摯に聴く生徒一同。

あと、「英語力が全くなくても板前として仕事ができる」というハードルの低さも、板前として海外就職に挑戦することになったひとつの理由ですかね。以前の職場の同僚が10年間アメリカのニューヨーク市で板前の仕事をしていたのですが、その方は全く英語が話せません。海外生活も、英語のできる日本人の友人がいれば事足りてしまいますからね。職人として腕があってその腕さえあれば価値が出せるわけですから、他の職業に比べると良いです。

ただ私は彼の話を聴くまでは、「海外にさえ行けば英語はできるようになる」と思っていたんですよ。彼の話を聴いたとき、これまで自分の考えは浅はかだったと分かりました。「せっかく海外に行ける機会があるのなら、海外に行く前にある程度自主的に英語の勉強しなければ」と決意したことが、英語学習を開始したきっかけでした。せっかく海外で住んで働くのに、外国人の方々とコミュニケーションがとれないのはもはや日本で働くのと同じですからね。

ーー欧米で働こうとすると、他の職業ではネイティブスピーカーと仕事ができる程度の英語力が求められることが多いです。なぜ板前として経験があると、英語力が低くても欧米圏においてですら働けてしまうんでしょうか。

欧米やアジア圏で日本食ブームが席巻していることがひとつの理由ですが、もうひとつは「日本人が日本食料理屋の厨房に立っているだけで、価値の高い本格的な日本食が提供されているように見える」ということもあるのでしょう。

例えば、ニューヨークにいくら本格的なお寿司屋さんがあっても、色が白くて目が青くてデカいアメリカ人が寿司を握っているのはそれだけで高く評価されるわけではありません。それよりも、小柄で黒い目をしていて肌の黄色い純日本人が寿司を握っている方が明らかに「らしく見える」んです。それがれっきとした価値になりうる世界なんですよね。

極端な例でいえば、先述したように寿司アカデミーで素人が経験を積んでも日本にある良い店では評価されませんが、海外ではすぐに管理職としてローカル人材に対して教育を行うような立場となることも珍しくありません。「日本人としての価値」とは、日本的な品質管理意識の高さだけではないんです。海外では「日本人であることそのもの」が価値たりうるんです。

勿論、英語力が必要とされる板前職も存在するんですけどね。例えば、昨年とある豪華客船の板前職に応募したのですが、英語力不足で落選したことがありました。船の上では緊急事態時に英語で乗客の対応ができる必要があったんです。面接は当然のように英語で行われました。こういった例もあります。

ーー「日本人であることそのものの価値」が評価される世界、興味深いです。サウスピーク卒業後も英語学習を是非続けて下さいね。

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↑Akiraさんがアメリカに持って行きたい参考書。

勿論、まだまだ英語力は十分ではないので自分で勉強を続けていきたいですね。サウスピークで使用している発音矯正の教材と、文法書、リスニング音源付きの教材も持って行きたいです。

ーー最後に、これからサウスピークで英語学習を始められる方々にアドバイスを頂けませんか。

カリキュラムで指定された教材をゼロから100まで一度の学習で理解することは不可能です。ですので、7割程度の理解を目指して、どんどん教材を進めていきましょう。分からなくて飛ばした箇所は翌日や週末の復習で理解すればいいんです。同じ教材をどんどん回すことが重要だと私も今、痛感しています。

但し、完璧でなくとも地道にコツコツ勉強を進めていくことは必要です。スピードラーニングで聴いているだけで英語力が上がるなんて嘘です。地道に頑張りましょう。

ーー貴重なお話ありがとうございました。引き続き英語学習頑張って下さい!

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